死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

「神隠しの杜」でニャンコを拾う

 

   「オヤジ!車を止めろニャ!」

 

ほぼ深夜

車の窓に貼り付けたハンモックから外を眺めていたノエルちゃんが、運転手のおじちゃんに車を駐めさせる。

 

 

「もも、あそこにいるニャ」

 

       おお!あれはニャンコだ (=^..^=)ミャー

 

 

ちょっと高い場所から降りれなくなっていた………3ヶ月から4ヶ月の男の子ニャンコ

 

雨に濡れ生乾き。大声で鳴いていて、地面に降ろしてもしがみついて離れない。

 

 

だから私が保護ヾ(・ω・`)

アレクちゃんの胸の中で寝てる

 

 

…………

昨日私は第一ラボ斎場で徹夜の作業で

朝早く……ここで葬儀の時間差3施行を敢行するロリポップ常務の軍団が、私達の朝ごはんとお弁当を持ってやってきた。

 

軍団の女の子達が「如何したの?どこで見つけた?」って聞くから、

 

「ココ~」っと画像みせたら静かになった


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市川の「八幡の藪知らず」

この鳥居の上から2段目から降りれなくなってた男の子ニャンコだよ

 

読者の皆さんの中にもご存じの方か居るはず

 


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八幡の藪知らずは、神隠しなんかの言い伝えなどがある“禁足地”


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そこで見つけたニャンコだからドン引きってヤツだ。

 

「なにビビってんの!」

 

 

そこへロリポップ常務がやって来て……

 

「モモさん、

  私がこの仔と暮らしてもいい?」

 

「わざわざ八幡の鳥居が雨風からこの仔を守って、しかもノエルちゃんに見つけられた。このシンクロは「神猫」かもよ~

 

 

「でも禁足地に入ったんでしょ?」

 

入ったと言っても鳥居までだし、そもそも入れる場所。

小さな命を助ける為に鳥居を触ったりしたのに、「不敬」だと祟るような神は神じゃ無い。低俗な邪鬼だろ。

邪鬼などに祟られる程、私は低俗では無いよ

 

平将門の様に

三井物産の重役が尻を向けられない様な祟り不可抗力とはいえ、神に私はしっかり「オナラ」をかけた。

普通なら祟り殺されてるはずなのに、私はピンピンしていて会社も大きくなった。

 

本来、神と言うのは、おおらかで寛大な存在

信仰や見返りを求める神など神じゃ無い

 

 

そんな事を話しているうちに、ロリポップはニャンコを抱っこしながら……

哺乳瓶で猫ミルクを飲ませてる( ̄0 ̄)

 

「ねえ、名前は決めたの?」

「まだだよ」

 

じゃあ…八幡太郎にする~

 

 

ノエルちゃんと、アレクちゃんは優しい目で太郎ちゃんを見て……モモ、ボス、ミルク飲むって言ってる。

 

いや~良いねぇ

動物家族がいっぱいだ。誰にも渡さない!

 

 

また賑やかになるよ

みんなで楽しく暮らそうね、太郎ちゃん!!

 

 

しかし…


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 八幡神の使い魔は

  かなり甘えん坊さんのようだヾ(^^ )

 

 

      …………昨日の桃子の日誌より