死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

“ヒモ”って言うステキな関係

 

……ヒモとして生まれた理由…

 

葬式屋をやっていると

幸せは人それぞれって思う事が多々あるの

 

昨日の夜

ウチにやって来た爺ちゃんは、まあいわゆる

 

        「ヒモ」

 

と呼ばれる男。

この爺ちゃん…凄い幸せ~って顔で今私の目の前で○んでるの σ(^_^;

 

 

ヒモ爺さんを連れてきたヒモ主である婆ちゃんが私に色々話してくれたよ

 

この爺ちゃんはまぁ…婆ちゃんのペットだな

若い頃にヒモ主婆ちゃんが経営していた飲み屋の客で、いつの間にか婆ちゃんの部屋で暮らし始める

 

ヒモらしく…ヒモ故に…全く働かなかったけど、なんか可愛くて…

仕方がないから飲み屋の給料としてお小遣いをあげて、年金、健康保険とかも払ってあげてたりしていたそうだ。

 

         丸30年間も ( ̄。 ̄;)

 

「何故かこの人憎めないんだよ。浮気もしないし、私(婆)に優しくしてくれたの」

と言ってた

 

このヒモ爺ちゃんは

I Was Born To Love You (私はあなたを愛するために生まれた) を地で行った人

そして婆ちゃんは爺ちゃんのおかげで30年間も幸せで居られたんだなって思ったわ

こんな関係も凄く良いね


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普通なら、今私の側にいるはずの冷たくなってる爺さんの中身が何処にも居ないんだ

 

多分、ヒモとして産まれて生きる…

その役目を終えたから…西の彼方へ行ったんだなって♪(´ε` )

 

このヒモ爺さん、私もほっこりさせてくれた

 

         然もあらん

 

            ……桃子の日誌…