昨日、初老のルナ氏が興味深い記事を言及していた
で、これが言及記事
内容はタイトルそのまま
ルナ氏は
私は働かなくても寿命を迎えるまで逃げ切れるだけの資産がありますが
例え10倍の資産があっても半額シール品は喜んで買わせていただきます
だって、何らかの理由があって安くします買ってくださいって品でしょ
その訳アリを承知しさえすれば、なんら恥ずかしくもない
まあ娘さんは思春期の多感なお年頃ですから
「半額シール」が、自分ちが貧乏な象徴に見えたりもするのでしょう
だそうで…私も全く同感だけど、娘さんの気持ちも分かる
これさ、私がよく記事に書く
「見た目が100%」って問題と「自分が置かれた現実と、その感情をどう解決するのか」の典型的な例なんだよね
昨日私がこの記事を読んだ時、横に2部長の妹が居て
「この文春の記事知ってる」って聞いたら「はい、勿論読んだよ~」って言ってるから子供達に向かって
この文春記事に関して講演させた
今日は総務局と後輩社長宅に社員達の子供、あと、イジメに合ってた子供達とその母親が集まってる。
資本主義の権化(ごんげ)たる彼女は
「金持ちになりたいのなら」と言う分かり易いお題で話を始めたよ
いも子は変人数学者「岡潔」のエピソードを引用し、
(以下、文字起こし)
自分が奇行をする理由を娘に聞かれ
“バックボーンが通っていれば変人じゃない”
「これと同じだよ」
買いたいなら買えば良いし、恥ずかしいなら買わなきゃ良い。
自分の欲求とバックボーンが通った忖度で決めればいい
自分の行動のバックボーン無しで他人を気にして流されてはいけない
ただ、お金持ちになりたいなら値引き品を買わないと。
1000円持ってる人と1010円持っている人では1010円持ってる人の方がお金持ち。
だから忖度しながら買い物をした方が良いよ
文春記事の娘さんも忖度している内にお母さんの気持ちが分かるハズだし、お互いが悔しくて嫌な思いもしたのだから“如何すればそんな思いをせずに済む行動”を始めるよ…………
……………と言って話を終わった。
私と専務は今でこそ普通以上に生活しているけど、私は今の商売を始めるまで、専務はウチで働き始めるまで半額シールの食品や割れたお米を食べてたからね…
お母さんの気持ちも娘さんの気持ちも分かる
毎回半額シールの物を買うからレジのおばちゃん達に何か言われいる気もしたり……
買い物カゴの中も黄色いシールだらけで、他の客に見られたくないし……
でも一番悔しのは、多分シングルマザーの女の人にタッチの差で半額品をカゴに入れらる事。
そしてほら、
私だってタッチの差で半額品をカゴに入れた女の人を、行動と言う見た目で「貧困のシングルマザー」ってレッテルを貼る。
この事を文春記事の娘さんが嫌がっているんだよね
ルナおじさんや資本主義の権化、2部長のイモ子はそんなモン関係なくポンポン買えるけど
私と専務は貧しかったから半額シールの物を買うってのが習慣になっているから気にならないだけだ
文春の記事やら何やらに
母親の気持ちも分からないとんでもないガキってコメントも多々あるけど、
今、母親が半額シールの物を買わなきゃならないって事は娘さんには無関係で責任はない
だから私は批判的にはなれないな。
ただ、早く今のお母さんの気持ちを理解し、お互い思い遣って暮らして頂きたいと思うよ
…………桃子の日誌…