死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

観音さまと、般若心経の斜め考察。自由と自在と束縛する「縁」

 

般若心経…

これ、聞いた事ある人は大勢いるよね

 

「般若心経には途轍もない力が在る」なんて云う宗教家がいるけど、そいつは詐欺まがい。

 

 

全ての経には力なんて無い

 

 

しかし………

「経」を信じ

如来」を信じ

 

一心に経を唱える者の心に「不可称、不可説、不可思議」の力が生まれるんだよ

 

 

般若心経は…

 

観自菩薩という修行僧が,深遠な縁起の瞑想(般若心経)に成功し

すべてのものは「空」であると見極め、一切の苦しみから解放されました。

 

後にまだまだ続くけど 

 

まぁ…

これが何の事が書いてあるかの全てだな

 

 

 

ここにポイントがある

 

観自在菩薩が登場して…且つ、

彼が周りの先輩修行者を差し置いて悟りに至ったのか?って事


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それは

「観自在菩薩(観音さま)」の本質が大切だから

 

詰まり

モノを自在に見なさい。束縛が無く自由な状態で見なさいと言いたい様だ

 

 

 

愛知県 名古屋市 桶狭間の慈雲寺の隨麗住職の記事にとても良い事が書かれている

 

 

 

今週はいろいろと悩みごとが重なって、心が重くなっていました…………

……友人の僧侶が「隨麗さんは、『自由』というものにこだわってるからなぁ

自分が自由に時間を使ったり、自由に動けないのが辛いんだね。」

少し同情気味な口調で話しかけてくれました………

 

何か、我が隨麗住職が

「自由に執着している」と言いたげで

 

その友人僧侶は「僕は自由なんかいらないよ。僕が目指しているのは『自在』な生き方だからね。」と涼しい顔。

 

彼のいう「自在」とは、あらゆる事態に柔軟に対応して、その時、その時の最善をつくしていくことだそうです

三角形の事態が起きたら、自ら三角に変化して摩擦を減らす。四角の事態が起きたら、自らを四角に変幻自在・・・う~ん・・・わかったようでわからん。

 

私もわかんないな………

 

 

友人僧侶さんは、観自在菩薩的な「無碍自在」を目指しているみたいだけど、

彼の「自在な生き方」の行動は、私と良く似ている

 

ただこれは、ケースバイケース「臨機応変」だと思うけどね

 

 

 

普段、私はボサーッとしていて

夢の中で死んだ母親に「経営者としてなっとらん!!」と

 

幸せでも幽霊は成仏してないの??死後、魂が向かう先 - 死体を愛する小娘社長の日記

 

 

思い切っりゲンコツで頭を叩かれる。

娘に対する虐待だ

 

 

 でもね…ひとたび事象が発生すると、

   私はそれに対し全力で人智を尽くす

 

 

三角四角と、来るモノに依って臨機応変に柔軟に行動や態度を変え、知恵を絞り…全力で動く

詰まり「天命を待って人智を尽くす」ってやつ

 

先に尽くした人智 (人智を尽くして天命を待つ)では上手く行かない。

かなりの確率で的外れの努力だから

 

だからね……

友人僧侶さんの「自在」は商人的な自由意志だと思うし

   

    その意味でなら360点だろう

 

 

ただ、友人僧侶さんの云う自在の意味に含まれる自由は、

 

商人の「つかみ取る自由自在」で

 

 

般若心経の観自在菩薩的…

多分、隨麗住職が求める仏教的な「手放した後の自由自在」じゃ無いのかなって

 

 

それに世の中に自分の自由自在になる物なんて一つも無いワケで

 


みんな「縁」と云う「澪(みお.水路)」で、

自分が理解している範囲を遥かに越えて繋がり…

 

何かを少しづつ共有している為に……

何かを少し動かしただけで、全てが変化し、簡単に予想したり望んだ結果など得られない。

 

そして自らが結んだ「縁」が自らを「束縛」していく。

 

 

観音さまは、束縛する縁を切り捨て自由になり…仏教的な「自在に見る事」で悟りに至った

 

 

故に……

私は死なないから…永遠に悟りには至らず、夢の中で、母親に折檻される

 

母親との「縁」は切りたくないから……

 

 

あなたには束縛している縁が見えますか?

 

 

 

        ………般若心経の捻くれ解説