死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

心の器

 

土曜日の夜……

私は総務局の“霊廟”で身体が動かなくなった

 

 

その前日

私が読者登録してる名古屋市桶狭間の慈雲寺   隋麗住職の記事……

 

 

最後にお地蔵様の前の花を替えようとしたら、生後2週間ぐらいの子猫が亡くなっているのを見つけてしまいました。最後の力を振り絞って地蔵菩薩の近くにたどり着いたような姿でした。

 朝から、時折境内に遊びに来る猫が鳴き声を上げながら歩き回っていたので、おそらく亡くなった子猫を探していたのでしょう。

 お地蔵さまが救い上げて下さったことを祈らずにはいられませんでした。

 

私がそんな話しを為ていた事を、随行秘書の女の子が総務局に話したみたいで、

飲食店街が近く、野良猫が多い第二ラボから早朝、「はぐれた仔猫の保護」に女の子達が出た。

 

今も集団で探している。

 

 

仕事でニャンコを探しに出られない…

      ……いつの間にか亡き母親に

 


f:id:however-down:20210523123738j:image

 

 

仔ニャンコ達の無事な保護を頼んでいる私がいる

 

 

 

………昨日の夜

総務局に入ると子供達がいない

 

赤ちゃんにミルクを飲ませて寝かしつけていた年長お子ちゃま役員の女の子に

 

「あれ?他の子供達は?」

『シーッ…あの部屋…』と教えられて中を覗くと子供達四人が


f:id:however-down:20210523124608j:image

 

 

ニャンコ大神と胎児ちゃんのペンダントに手を合わせていた

 

「モモ姉ー今日は鍋物だよ~」と、秘書の女の子と食べていると、

霊廟から子供達が出てきて「もう一回食べる~」と私の横や膝の上に集まる

 

 

「ねぇ、さっき何をお祈りしてたの?」

 

『昨日の死んだ仔猫がここで暮らせます様に、猫神と胎児ちゃんにお願いしていたの』

 

と……

 

この子達の優しく清らかな心に

 


f:id:however-down:20210523131332j:image

 

 

私と運転手のおじちゃんの目頭は熱くなった

 

 

………………

しかし…

この桶狭間の尼僧の影響力に比べ

私は……無力だね…情けないくらい無力だ。

 

 

幾らお山の大将気取りで威張っていても、命の火が消えかけている子猫一匹にも手をかせない、関わりすら持てない。

理(ことわり)」から、私が如何に無能力の役立たずって云う事の“証明”を突きつけられ、だんだん自分に腹が立って来たけど、如何する事も出来ないんだよね………

 

 

しかし桶狭間の尼僧は私達に、悔しい程の多大な影響を与えた

 

 

 

    高僧と凡夫の私

     これが器の違いなんだ……