我が総務局では今年から子供達が『養蚕』に取り組んでいて
自分の都合で命を奪うという事……サナギの命 - 死体を愛する小娘社長の日記
カイコの死骸と読書が子供達に与える事… - 死体を愛する小娘社長の日記
金曜日に養蚕農家と蚕蛾の卵の一部を交換(近親交配を防ぐ為）今年度の養蚕が終了した。
養蚕は産業と云え
子供達自らの手で繭を茹で、中のサナギを殺さなければ成らない。
糸の巻き取りがまだ不慣れで、太さが今いち均一ではないけど、約700グラムの生糸が取れた。
昨日は技術局で『お蚕蛾さま』の慰霊祭
これは宗教行為では無く
自分達の為に死んだ蚕蛾に感謝し、蚕蛾を讃える祀り。
技術局が怖いお子ちゃまも居たが…
他の子の猛烈な同調圧力に負けて訪問。
試験炉前に祭壇を作り、桑の葉をみんなで入れ……中で燃やし彼岸の蚕蛾に送った
しんみりしている子供達に『縁起』に付いて分かりやすく話し……話の終わりに
『それじゃあ……みんなの為に』
病める時も
健やかなる時も……
『はい！！いくよ～！』
「南無妙法蓮華経～～！！」
と…みんなで南無妙法蓮華経だ……Σ(･ω･ノ)ノ
深夜のぐわぐわ団、
まけもけ先生(id:make_usagi) の話しで……
あはは……はは
くすくす……って子供達が笑みになった
よくわからないけど法事なんです。 #深夜のぐわぐわ団 pic.twitter.com/lLLONRI32A
— まけもけ (@make_usagi) 2019年9月14日
この子達は蚕蛾の命を一匹たりとも、蔑ろにしていない。
この子達は深い穴を掘り、蚕蛾を一匹一匹並べて土をかけ…また並べてきちんと心から埋葬した。
この子達も、蚕蛾も『理(ことわり)』から外れた事は何一つやっていない。
だから何一つ負い目に思う事などない。
私達は感受性の強いこの子達が心配だったけど…
ロリポップも、子供達が笑ってほっとした顔をしてる。
技術局長とラボ長が
ほんの少しだけ辛い『猪肉のカレー』を作ってくれていた。
みんなで
『病める時も、健やかなる時も南無妙法蓮華経！はい、いただきま～す！！』って食べた
このテーブルには
私が一番子供達が子供だったと思う時代…
昭和初期の家族団らんがある
………素晴らしい蓮華経の教えに従います…ってか？
