死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

ロリポップパパ の意志を継ぐ子達

 

昨日の昼……

後輩社長のゴーストパレスにお昼ごはんを食べに行く。

 

 

昨日はデッカいワンコの運動と、

建造中のワンコプールの大きさの確認の為、ウチのワンコ達が全員居て、縁側までドロドロ………

 

中国ウイルスのおかげで

現場が始まらないロリポップパパも昼前にやって来て、みんなで専務の作ってくれたお弁当を食べた。

 

 

 

自分の仕事に興味を持ち

自分の話や指示を聞いてくれる

 

故に、ここにいる子供達は、ロリパパの大のお気に入り

こんな事、自分の会社ではそうそう無い

 

 

この子達は、一日のマンツーマンでの勉強の後、庭でワンコ達と思い切っり遊んだり、測量しながら穴を掘ったりで、

堀の外の中国ウイルス騒ぎなど無関係みたいに、日焼けして元気いっぱい

 

 

しばらくすると

午後から交代する私の秘書がやってきて、一部の稟議書を私に渡した。

  

 

見ると便箋に手書き

 

総務局の二番年長の女の子が作成したもの

 

「中国ウイルス騒ぎの為、今年度は養蚕を中止して、マルベリー(桑の実)のジャムを作る」と言う趣旨で……

 



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殺菌操作をすると蚕が全滅する恐れがあるからね…

 

 

……………私が真剣に読んでいるので

ロリパパは興味が湧く

だから「ほれ!」と見せた。

 

手書きとはいえ、必要な事は網羅してあり、ボールペンを使い、間違った箇所はボールペンで二重線で消して印鑑を押している。

 

「……う-ん、凄いね…」

 

『凄い』とは…?

 

 

これ多分、総務局の子達が自ら思い付いて、如何すれば良いか?如何すれば話が通るか?

子供達が話し合った結果なんだよね……

 

 

総務局は

「コックピット リソース マネジメント(CRM)」

飛行中に起きる様々な事象を、コックピット人員全てで解決し、事故を未然に防ごうと云うもの

 

この考え方が何年も前に導入された。

 

 

これは総務局の基本方針で

誰かが全ての決定権を持ち、誰かが全ての責任を取るのでは無く

 

葬儀などで「総号令」なと頂点に立つものは、常に周りの意見に耳をかたむけ、周りのものは、はっきり明確に意見を言わなければ成らないって事。

《それでも私と後輩社長には相当気を使ってるみたい》

 

この考え方は子供達にも伝播しているので

子供達だけでもかなりの大きな事が出来て、自動的にPDCAサイクルにも乗り、何度も彼女達だけで結果を出している

 

 

この稟議書作成には、養蚕に関わる全ての子供達の直筆サイン(ひらがなのみも有る)があり、既に専務、副局長、の実行決裁印もあり、行動も始まっていて

私が最終決裁をすると公文書として成立する

 

 

「う~ん…俺の子供達とは違うな……」

 

『これを持ち込んで始め、子供達にも伝え自信を持たせたのはアンタの娘だ』

 

と教えると、

凄い機嫌が良くなる…( -_-)o

単純な父親だ(o_ _)o

 

 

後輩社長宅の子供達は、明確な経験に裏打ちされた強固な自信を基礎に、自分達が興味を持った様々な事象を積み上げる。

私に近い『鉄の意志と心』を持っている

 

 

鉄が錆びない様に研かせるのは、ロリパパ…この子供達に深く関わったあんたの役目だ。

 

この中から必ずロリパパの後を継ぐ者が出るのだから

 

 


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…………桑の実もまだ小さいが

  今年は美味しいジャムが食べられる

 

 

貴方の娘が

トンカツにマルベリージャムを付けて食べない事を願うだけだ。

 

………………

 

 

今日は、総務局の子供達が『梅干し』を作るとの事………

 

 

   ろくでもない今のご時世

     笑って楽しく過ごして欲しい………

 

 

私はつくづく…そう思う