死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が謙遜.誇大などせず、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

あの親子のその後…人情を忘れない優しい専務(°°)

 

当社が受ける葬儀は『縁(えにし)』だ

遺族も当社を指定出来ないし、当社も遺族を選ぶ事はできない。

 

だから……私達は…

『一期一会』で遺族や故人とかかわる

 

 

昨日の夕方

専務の作ってくれた夜食のお弁当を取りに

総務の直轄子会社に行ったら

 

この間、ウチで施行した若いお母さんと子供2人が居た

 

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旦那の遺産(負)の相続放棄の手続きが終わったと、当社の顧問弁護士と一緒に報告に来てくれた。

 

他の葬儀屋は葬儀が終わればそれで終わり

 

ウチは49日までグリーフケア(場合に寄ってはそれ以降も)と当社の顧問弁護士を無料で使える。

一期一会だからね………

 

一般的な遺族は、殆ど使う事はない。

でも、たまにこの様な使い方をする事もある

 

 

子供2人は契約社員のお母さんの子供達と専務手作りの『プリン』を食べて

ニャンコカルテットと楽しく遊んでいる

 

お母さんと少し話をする事ができた

 

お母さんも少しは平常な暮らしになってきたみたいだけど……

旦那が自殺した事が近所や職場にバレてしまいパートを辞めたそうで、目の下が何となく黒く、まだヤツレ感がある。

 

子供達の様子を聞くと

毎日、夜空に向かって『お休みなさい』と言っているとの事。

 

とりあえず、父親は居ないとは受け入れてくれたみたいなので安心したけど

兄弟で申し合わせた様に、お父さんの話を全くしなくなったのが辛いそうだ。

 

 

『いつ実家に戻るの?』と聞くと

 

上の子の幼稚園1学期が終わって

『姻族関係終了(死後離婚)』と『復氏届』の手続きをしてから実家に戻るとの事。

 

なんか変わった儀父母だったけど

このまま関係を修復しないと息子の不始末(借金残して自殺)で孫とも逢えなくなるかも………

 

……そこへ専務がやってきて

 

『家に一人では気が滅入るだろうから、引っ越すまで子供連れでバイトしてもらう事にした…(=^..^=)ミャー』

 

『本社社長にもお昼ご飯の時これ以上、お肉の量は減らさないと言っておいた…総裁もね♪(´ε` )』

という感じで、笑顔でクギを刺された( ^-^)/(T-T )

 

 

総務子会社の社長は専務で、人事権は彼女がもっているけど、

私と後輩社長は子会社の人事権はないけど拒否権をもっている。

 

この直轄子会社は赤門卒の専務、常務の繋がりで、赤門、お茶、早稲のバイトすら決まらない女子学生のみをスカウトして入れている

 

金持ちの友人が金持ちだけの様に

天才系の人間の友人は天才で、自然にそんな集団構成になった。

 

(技術直轄子会社は、学祭にブラジャーウーマンが出没する東京藝大系の変態で構成(o_ _)o)
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(↑↑ブラジャーウーマン↑↑)

 

しかし……このお母さんは専門学校卒で、

ある意味…異分子。

 

この時間に私を呼んだのはこの為の様だ。

 

周りも私を『総裁…良いね?』って顔して見るから…

『宜しくね(^◇^;)』と歓迎した。

 

上の子供の園児バスは既に来週から当社付近に止まる様、専務が手配済みの様だ。

 

やっぱ……専務は放っておけなかったみたい 

 

 

彼女は猛烈な女傑だけど…

 

本当に困っている人をみると、最後まで面倒をみてあげる、昭和時代の『お袋さん』みたいな女の子。

 

私と後輩社長にお弁当を作ってくれるのもそんな気持ちから

 

この子会社の良い雰囲気を作り上げたのは、紛れもなく彼女の人間性なのだ

 

専務が一度、自分の担当する葬儀で使ったフランシス.ベーコンの言葉

 

子供は苦労を和らげる。

しかし不幸を一段とつらいものにする。

子供は人生の煩いを増す。

しかし、死の思いを和らげる。

 

彼女は、この言葉の意味を今、この親子に当てはめている様だ

 

この親子もそうだけど

 

私は専務にこそ、更に幸せになってもらいたい

 

    来週からまた更に賑やかになる……