死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

義理人情も、世のため人のためも、社長の条件じゃないんだよ!!

 

 

昨日…後輩社長のお母さんが年越しにやって来ると連絡が来た。

 

毎年、後輩社長の様子と、親のいない私と専務にもおせち料理やお雑煮を作ってくれる。

専務は後輩社長のお母さんにベッタリ懐いてる

 

私が絶対頭の上がらない数少ない人。

 

 

 

…7年前の12月、専務が加わり………

私達が納棺だけではなく葬式も受注し始めた頃、ある民生葬を受注した。

 

生活保護を受けている人が公費を使って行う。

 

内容は直葬と同じだけど

いつも遺族から何か空しさが漂ってくる…

 

 

 

可哀想になった私は

専務の時と同じで私が葬式を出してあげて、振り込まれた葬儀代金を娘さんに渡そうと思い後輩社長の部屋で相談していたら

 

桃ちゃん、社長の仕事ってなに?社員に給料を払う事だよ。

だから貴方は上手くいかないんだよ!

お金も無いのに格好付けていないで代金をとりなさい!

そんな事していると、給料を払えなくなるよ!

それよりも不正受給とかで捕まるよ、そうなったら如何するの会社?』

 

と……年越しに来ていた後輩社長のお母さんにガッツリ怒られた。

 

 

この頃、預かった遺体の遺族に逃げられたり…香典が合わない…老人理事からの露骨な嫌がらせ……

経営は上手くいっているとは言えなかった

 

 

自分の事すら出来ていないのに、

私はお金も無いのに、自己満足でタダにしようとし、犯罪行為にも走るところだった。

 

 

 

プロとは仕事を受けてお客さんにお金を貰う事。社長の仕事は業者に支払いをし、社員に給料を払い続ける事だという事。

 

義理人情も、世のため人のため等も

社長の仕事ではない。

 

社長の条件はただ一つ

 

      『社員に給料を支払う事』

 

 

後輩社長のお母さんに言われるまで気付かなかった

 

可哀想だからと言う理由を付けて値引きをするのも『自分に自信がないから』だった。

 

なので、自信を持って値段を提示出来る様に内容を改善し、他の中小の葬儀屋との差別化を図っていった

 

 

この事がこれから始まる

老害理事共との2年戦争』に勝つ要因になる


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最近、起業して上手くいかない人へ

 

貴方は会社や店が、生き残る為に必要な事を間違えていませんか?

 

貴方が自分の価値を低く見せているのに企てからですか?

 

 この辺りを間違えると間違いなく倒産だよ

 


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