死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が謙遜.誇大などせず、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

残酷でも…美しい答え

 

人の死因には優劣は存在しない。

病死、事故死、老衰、自殺、他殺、戦死…

どれも等価値………

 

しかし……死者を取り巻く環境というファクターが掛けられると話は違う。

 

 

一番卑怯な死に方、それは

 

どんなに辛くても…

如何なる理由があったとしても…

 

幼い子供を置いて自死する者…道連れにする者………

    

      これが1番弱い卑怯者。

 

当事者でもなく、何も知らないオマエに自殺した人の気持ちなんか判るわけないだろ!

 

偉そうに口出しするな!

 

など……

様々な反論がある…

 

でも…

誰がなんと言おうとも…

 

  私はこの考えを曲げたり撤回するつもりは…

       1ミリたりとも無い。

 

昨日の昼前、葬儀の依頼があった。

故人は東北地方の警察署にいるとの事

死後二日…単身赴任の若い父親

 

       『自殺』だった。

 

遺族に本社斎場の住所と電話番号を教えたら……

 

故人の奥さんと小さな幼児2人がやって来た

 

幼児達はお父さんが亡くなった事はまだ教えられていない。

 

子供達が首のアザを見る可能性があるので

急遽、第二営業部長と技術研究所の女の子の2人と、当社の寝台車が迎えに行った。 

 

警察署に着くと

故人の実の両親が遺体の引き取りに来ていたので、両親を営業部長の車に乗せ

 

技術の女の子が寝台車の中で出来る復元作業を行い

斎場には、ほぼ寝ている状態で到着出来た…

 

到着を待っている間にお母さん方の両親も到着し…

 

故人の両親、義理の両親が…

 

誰が自殺に追いやった!

娘と子供2人を残して如何してくれる!

 

情けない喧嘩を始めている

 

こんな事はたまにあるけど……バカ見たい…

 

子供達のお母さんは放心状態だったけど……

 

      『お父さん病気なの?』

 

って子供達が聞く…

私がその場所から連れて出る

 

       まるでドラマ………

 

 

 

子供達への説明…

普通はこんな事に口出ししないのだけど

あの親達には任せられないし…下手するとお母さんまで自殺しそう……なので…

 

私が

『お母さん、

  お子さん達に伝える事は出来ますか?』

と聞くと、首を横に振る……

 

『私が伝えますか?』

 

首を縦に振り『お願いします…』

 

夜も遅いので一緒に置いていけない両親達をホテルに送り

 

奥さんが変な事を考え実行しない様、適当な理由を付けて

女の子だけの子会社の宿泊室に泊まってもらい24時間監視する事にした。

 

いま…お母さんと子供達は疲れ…3人寄せ合って寝ていた…と当直の女の子から連絡があった。

 

 

両親達の喧嘩の内容ではないけれど、

 

この父親

 

残した家族の生活をどうするつもりなのか

私の前で寝ている父親…………

 

しかも今日…私に一番嫌な仕事をやらせる。


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こんな時

星の王子さま』と………

銀河鉄道の夜』の物語をを使って

       どう伝えようか…となる………


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美しい星を巡りながら、ほんとうの幸福を探すジョバンニの決意と…

 

蛇に噛ませ、死して星に帰った王子だけど…

 
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  パイロットとの別れは美しいのだから……

 

短かったこの子達と父親との思い出を美しいものにしなければいけない…