死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

友情の酒を飲もうじゃないか 懐かしい日々のために

……故人と旧友2人だけの葬儀…

 

今朝…出棺前

私は故人とその2人の友人の友情を記念してスコットランド民謡のAuld Lang syne (蛍の光)を弾き語りしたよ

   (スクリーンに歌詞と和訳を投影)

 

Should auld acquaintance be  forgot,

and never  brought to mind ?

古き友は忘れ去られていくものなのか
あの頃もいつか心から消えるのか?

             Auld Lang syne   (古き良き日々)

 

 

この故人を含めた70代後半の3人は、古いアパートで年金共同生活をしている元山谷の日雇い労働者仲間…


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……昨日の夜は故人の柩を囲んで3人最期の晩ごはんを食べた

 

担当の女の子に寄ると

悲しそうなんだけど、楽しいそうに3人で昔の苦労話をしていたそうだ (*^_^*)

 

で…「明日の出棺前に何かサプライズやって~!」と、担当の女の子に頼まれたの

2人共スクリーンに映る映像と和訳を見ながらぐちゃぐちゃになって泣いてたよ

 

 

  古き友は忘れ去られていくものなのか

    あの頃もいつか心から消えるのか

 

あの2人が虹の橋を渡れば古き友情も思い出も消えてなくなる

 

事務室でなんかしんみりしていたら

     「ほら、吞めやー!」と

マリウスがショットグラスでスコッチをわたされ一気に飲んだ

 

私は…

        山谷の爽やか老人三羽烏を忘れないよ

 

    さようなら、じいちゃん(^_^)ゞ

 

            ……桃子の日誌…