死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

人は何にお金を払うのか

 

……プロ故に…

 

昨日…ウルトラ多忙だったのは

徹夜で他の特殊復元と、故人の婆ちゃんの「神経線維腫」の切除施行をしていたから

神経線維腫症 - Wikipedia

 

「婆さん最後まで気にしていたから、何とかしてくれないか」と爺ちゃんからの依頼で

 

婆ちゃんには頭から顔全体、腕や手に凄い数の肉丘があって……

依頼では「せめて顔だけでも」って言ってたけど

    鬼の様に電メスで全身のを取り除いた

 

さらに

顔の肉種の無い画像は若い頃の物しか無く、AIで老けさせたけど何となく不自然で、

だから、最後に綺麗にメイクをして撮影。そこから遺影を作り直した

 

 爺ちゃんや遺族達、凄い喜んでくれたの

 

こんな風に喜んでくれると私達も嬉しいし、やりがいを感じるんだよね

 

 

私はさ、

人が何かを買うってのは、買った事で得られる「嬉しい気持ち」を買うと思うの


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そして自分の“持ってる全てのもの”で何処まて喜んでもらってお金を貰うか?

そのあたりの拘りでプロかアマチュアか、一流か二流かの差が出るんじゃないかな?

 

婆ちゃんを迎えに来た専務によると

「悲しそうだけど、遺族達に笑みがある。何か重荷が下りたって感じがしてる」

と言っていた……

 

爺ちゃん達遺族は

「婆ちゃんに何もしてあげられなかった“漠然とした罪悪感”から解放されて嬉しい」って

感情にお金を支払ったの

 

      私もホッとしたよ(o_ _)o

 

 

事務室に戻ると大福ちゃんがヘソ天で爆睡……

「だ~いちゃん♪(´ε` )」って呼ぶと面倒くさそうにシッポだけでお返事σ(^_^)

 

茜ちゃんも口を開けて寝てる……和香だヾ(^^ )

 

私が背負う「社員が幸せである為の責任」という重荷は降ろす事は出来ないなσ(^_^)

 

どうか社員のみんなが

 いつまでも幸せでありますように……(*^-^*)

 

            ……桃子の日誌…