死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

この警察の遺体取り違え、葬儀社も悪い (-_-#)

 

………手抜きだな ……

 

昨日、警察絡みの遺体取り違えがあったね

警視庁が遺体を間違えて引き渡し 火葬前に親族が…

警視庁によりますと、取り違えたのは東京・足立区の自宅で死亡した72歳の男性の遺体と区内の病院で死亡した83歳の男性の遺体です

いずれも事件性はなく、27日に東京都の監察医務院が遺体の検案を行った後、それぞれ別の葬儀会社に遺体を引き渡しました。

火葬前に遺体を見た83歳の男性の親族が別人と気付き、取り違えが発覚しました

 

      だそうだ ( ̄△ ̄)

 

原因は…

 

警視庁が遺体を取り扱う際、死亡した人の氏名などが書かれた「ご遺体表」を遺体の収納袋に貼り付けたうえ、検視時の写真と照らし合わせて確認する決まりでした。

これをやってない………

 

警察が遺族や葬式屋に遺体を引き継ぐ際に画像に依る本人確認は常識。

こうなる経緯は長いからごちゃごちゃ書かないけれど、警察がミスって火葬前(多分出棺な時)なんかじゃ無くもっと早く気付くべきなのが葬儀社なんだよ。

 

何で気付くか?

 

            遺影だ ( -_-)o

 

遺族から預かった画像から遺影が出来上がった時、遺体と遺影が同一人物かを葬儀社が見比べれば済む事なんだよ

私達の会社内には葬儀を待つ遺体が常に40体以上、各ラボ斎場に分散して預かっている

 

だから葬儀の為に遺体を出す時に取り違える可能性があって、ウチも取り違え一歩前ってのがあったからね………

 

それ以来、RFIDタグ(ユニクロのレジと同じ)での「仕組み」で対応していて、

更に別系統での確認の為、遺影を持ち込んだ技術局社員が棺の蓋を開け遺影と遺体を比べて確認するの

この簡単な確認作業をきっちりやっていれば今回の様な事など起きないし、この段階で気付けば警察にも貸しを作れるんだって

 

今回の問題で、鬼の首を取ったかの様に警察を批判する葬儀屋も居るハズだけど、遺体の本人確認をしっかりやってんの?

今回の事象の半分は葬儀屋の致命的なミスなんだよ


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葬儀依頼を受注したのに、

葬儀屋が葬儀に関わる全てに責任を持たないのはダメだな

 

                                         ………桃子の日誌…