死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

できるだけ遅く火葬して

 

……夫婦二人の時間…

 

東京って

火葬まで最短でも4日かかるんだけど、それが良いのか悪いのか…まあ人それぞれ

 

 

「それですと火葬まで9日間かかりますが?」

『それでお願いします』

 

  って話しになったんですよ(・・;)

 

と…先月、希美ちゃんから

なんか釈然としない感じで報告があって……

昨日その故人の49日が終わり、私は最終報告を受領し決裁した

 

 

この遺族のばあちゃんは、

火葬まで日数が掛かるって言った時、露骨に嬉しそうだったのよ……

 

息子達を一度自分の家に帰し、

ウチの小さな斎場遺族室に泊まり込み、寝るとき以外、爺ちゃんと夫婦水入らずで最后の時間を過ごした…

 

 

担当の希美ちゃんは


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遺族のばあちゃん…

「心の整理がついたのか葬儀の時とは別人みたいに達観した顔になってました」

って言ってた

 

  「これから新しい人生が始まる」って

思い出に折を付けて新しいスタートを切った

 

 そのきっかけを作ったのが

    「火葬までの時間」なんだよね

 

婆ちゃんが逝った時…どんな思い出を、虹の彼方の爺ちゃんに語るのだろうか?

 

婆ちゃんは介護老人ホームで暮らすそうだ

 

       然もあらん

 

           ……桃子の日程…