死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

やっと..膝の上へ

 

………命の終わりに…

 

私達の葬儀はペット同伴が可能って言うより同伴を推奨してるよ。最期に過ごす時間はみんな一緒が良いど思っているから(*^^*)

 

 

………今朝早くから霊柩車が次々と火葬場へ出発していく…ウチの変わらぬ風景だよ

 

1台の小型霊柩車には故人である婆ちゃんの旦那(爺ちゃん)が、老マルチーズを抱っこしながら座り最期のドライブ。

老夫婦ゆかりの場所を廻りながら火葬場へ向かった

 

 

昨日…斎場のエントランスで爺ちゃんがワンコを膝の上に乗せなから愛おしそうに撫でていたの……

「いやー可愛いワンちゃんですね~(=^..^=)」

と声を掛けたら

 

『やっと戻ってくれたんだ』

    と色々話してくれたんだよ

 

このマルチーズの女の子は15歳の婆ちゃんワンコで仔犬の頃は普通だったけど、4歳位から、クルクル回りながらシッポを噛んだり、撫でてると怒り出して噛んだり……

(ご飯をくれる婆ちゃんにはそれ程酷くない)

 

『でも、最近年を取ったからかそんな事が無くなってワシでも触って抱っこできる様になったんだよ』と。

今更キレる原因はどうでも良い。まあ今は年を取って「認知症」の症状が出て来て普通のワンコになったんだよ

 

後ろ足が弱って後輩社長の所の「あこやちゃん」1歩前で

傲慢だ - 死体を愛する小娘社長の日記

ワンコの歩行器を出そうと思ったけどやめた

 

考えてみれば、婆ちゃんマルチーズと爺ちゃんが触れ合う時間はそんなに長くは無いんだよね

だから膝の上が一番良いの。

かわりにもっと触れ合う時間を幸せで有意義になる様に、後輩社長を呼んで爺ちゃんに老犬のマッサージを教えてあげた

マッサージをしている爺ちゃんとマルチーズからは、お互い「幸せ~!」ってのが伝わってくるぞ (*^^*)

 

これは婆ちゃんまだ成仏できないわ

虹の橋のたもとで爺ちゃんと婆ちゃんマルチーズがやって来るのを待ってなきゃ

 

 2人とワンコで虹の橋を渡った方が楽しいよ


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        ホンマじゃ!!

 

           ………桃子の日誌…