死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

ふたり..(桃子とひかり)

 

 

……戦いの中でのみ生まれる特別な絆…

 

「モモさ~ん、一丁宜しく~」

『はいさー』

 

私は戦友の為にピアノを弾く

ジブリ紅の豚から2曲……

 

     時間はゆったりと流れて来る

 

 

昨日の日中

1部長から「大社長、ひかりさんを手伝って~」と…某マダムから頼まれたワンコの納棺なんだけど…( -_-)o

 

「オマイ!どうなっとるニャー?!」とノエルちゃんもビックリする形相と寝姿 (°°  ;)

 

ワンコは痙攣を何度も繰り返し薬も効果が低くなってしまった老柴犬……

飼い主が2時間程出掛けていた時に痙攣が起きて心臓が持たなかったみたいで、

痙攣したままの顔、全身が突っ張った状態で硬直してた  ヾ(・ω・`)

 

で、硬直したワンコを穏やかな姿に直すのだけど、硬直が強すぎて一人では時間がかかり過ぎるので私も呼ばれたってワケ。

 

「何でワンコなんだろ…」

『分からん…』

そんなコソコソ話しをしながら直していく    

なんかね、2人で一緒に仕事するのが懐かしく、凄い楽しいんだよ (*´ω`pq゛

 

読者の皆さんはワンコも年をとると、長い眉毛が生えてくるの知ってますか?

ワンコはフカフカの毛並みと少し微笑んでる様に整え、眉毛と髭、背中とお腹の毛を採取して遺族に渡した……

 

 

………昨日は友引前日で通夜が無く、各斎場では公開演奏リハーサルの準備をしてる。

 

ひかり(後輩社長)が

「モモさ~ん、一丁宜しく~」

私は

『はいさー』って彼女の為にピアノを弾いた

シブリの曲を数曲

私は「PORCO ROSSO 紅の豚」を弾きながら


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ノエルちゃんアレクちゃんと一緒に“飛行艇サボイア”でアドリア海を飛ぶ

この作品の音楽はいつも私に

 「遠い思い出」を呼び起こさせる

 

彼女と心の求めるがままに突っ走った青臭い日々……

 

ふっと頭に浮かんでくる

「じゃあね(^^)/」って言って別れたっ切り会って無い人の事

何故、会わなかったんだろう

 

ああ、そう言えば私と両親も「行ってきます」『行ってらっしゃい』それだけだったな

あのワンコの飼い主は最後の会話が出来たのだろうか……

今更考えてもどうにもならないな

 

後輩社長は美鈴ちゃんを膝に乗せ、カールちゃんを抱き寄せながらホールのソファに座ってる

彼女は…いわばアメリカの戦争ドラマ“バンドオブブラザーズ”の中で、ドイツ軍の老将軍が、部下の兵隊への訓示……


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……我々は戦いの中でのみ生まれる特別な絆で結ばれた仲間なんだ

これ、最初に彼女が教えてくれた言葉なんだ(#^_^#)凄い嬉しかったよ

 

ああ、あれは先に虹の橋のたもとで待ってる華ちゃんの事を思い出してる……ヾ(^^ )

もし、私が先に虹の橋のたもとに行ったなら彼女がやって来るのを待っているけど、彼女は私を待っていてくれるかな?

            なんてね………

 

さあ“ひかり”

もう一働きしてピアノとギターの共演だ。古参兵の力を見せつけろ!(=^..^=)

 

           ………桃子の日誌…