……もらう人の気持ちを考えるって難しい…
昨日はお休みで……
2部長の妹とバイトちゃんがお泊まり。
みんなで「猫吸い」していると、総務局の女の子から
『大社長~消費期限が近い保存食を、欲しいと言ってる社員達や、数ヵ所の大学サークルなどに進呈したー』って電話が来たよ
私達の各斎場には災害が起きて遺族や会葬者や社員達、近所の住民、帰宅困難者などの為にかなりの量の災害保存食を備蓄してる。
故に毎年、消費期限が切れる1ヶ月~1ヶ月半くらいの保存食を放出してる。今回の放出分は在庫量を増やした時の物で、しばらくはお弁当に登場すると専務が言ってるよ ( ° ° ;)
で、大学のサークルに渡す時「これ、貧困の母子家庭やホームレスにあげたら?」って顧問の講師に言われて来たみたい
でもウチはそれをしないんだよ
まず、トルコ.シリア地震の救援物資……
某隣国がゴミ同然で着られない様な衣料品を送ろうとして物議をかもしたでしょう?
日本でもあったよね、阪神淡路大震災や東日本大震災の支援.救援物資の中にもそんなのが入っていたはず。
送る側は「困っているだろう」って純粋な好意で送っているけれど、受け取る側の気持ちは個々それぞれ違う…………
勿論これは私達個人の考え方であって、絶対正しい訳じゃないのは分かってるし、
社内でもコンプライアンスとガバナンスの部分にガッツリ抵触するから、ウチの子供達も含めて大激論になったんだ
ただ見切り品として販売するわけじゃないんだよ。無料で配布だからね
この言及記事内の女子高生ならどんな気持ちになるのかな?とか……
「あんたら金が無いのだから文句言うな!」じゃあ絶対にダメなの
後輩社長の御母堂が
「この消費期限が間近の品を、経済的事情のある人達、特に同じ女である貧困母子家庭に優先配布ってのは、聞こえは良いけど…
『私らの傲慢さ』の表れじゃないのか?
私達のコンプライアンスやガバナンスに反するんじゃないの?
それなら私達役員がその分の経費全額を負担して、期限が長い物を配布為べきじゃないのか?
(そうなってるし、今現在はスポットアルバイトで日当を払ってるよ)
その方が社会に回るお金も増えるだろうし」
ってアンチテーゼ的な問題提起したの
この時に、当社の社会奉仕や慈善事業の方針とマニュアル化をしたんだけと、いまだに社内で燻ってる
それぞれの考え方があって、それぞれが正論なんだよね
ただ、ウクライナへの「折り鶴」みたいには成りたくないってのは一致してる。
まあそれでも配布先の方々は皆喜んでくれたのは私達にとって嬉しい事だよ
さてと
今日も社会の為、社員の幸せの為に頑張ろうっと(#^_^#)
…………桃子の日誌…