死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

シトロエン ノスタルジックな顛末記

 

昨日は雲水の両親のせいで…マジで耳の穴から脳みそが垂れそうになったぞ (o_ _)o

 

この親にしてあのガキって言うか

自分の息子が働いて居ないのが恥ずかしいから結婚させられない。(じゃあ働かせろ!)

で、ウチで雲水のまま雇用すると言ったら、何だかもったい付けて賛成 (-ω-;)

 

女の子の親は専務が「ウチは離婚率60%殆どシングルマザーのまま雇用してるから誰も生活に困ってない」と言うとあっさりOKだった。

まあ自分の裁量である程度以上のお金を稼げなきゃ円満な結婚は出来ない様だな ( -_-)o

 

…………で、通夜の会葬者も帰った頃、1ラボに戻ると会葬者駐車場にポツンと車が1台止まってる。

よく見ると懐かしい「シトロエン C2」だ。

まだ、走ってるんだな………


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事務所に入ると25~6歳の女の人が居て

「車のエンジンが掛からなくて、レッカー呼んでも引き受けるディーラーがやってない」

「どこか外車を引き受けてくれる修理工場を探していたけど中々見つからない」と困っていら、キャンディが中に入れてあげて麦茶を飲ませていた( ̄0 ̄)

 

このシトロエンC2は私が始めて買った外車。

 

よく故障したから………

彼女のC2のエンジンがかからない原因も応急処置も知っている

 

セルモーターのフライホィールの凹みに刺さる飛び出る芯が熱膨張して刺さらずカチャンカチャンと音が………

 

古いシトロエン乗りなら分かる「セルかっちゃん」って現象。

これは、エンジンキーを回しっ放しにしてブレーキペダルを連踏するとエンジンがかかった(^^)/………が…

 

今度はパネルにスノーマークが点滅し掛けたり………

「これって始めてですか?」

『エンジンが掛からないのは始めてですが、スノーマークは時々点きそうになる』

 

これ、C2くらいの年式のシトロエン走行不能になるセンソドライブ(変速装置)の故障。

リセットすれば走れるけど、気温が高い時、渋滞に巻き込まれると何度も再発して走れなくなる

 

コレ絶対マズいので状況をスマホを見ながら説明し

「そろそろ買い替える?それとも治す?」

 

彼女は

『C2が可愛いから治してまだ乗る』そう。

 

なのでウチのシトロエン乗りの「専務」から


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(凄い目立つ専務の車と同型のシトロエンDS)

 

点検修理に出してる工場に連絡してもらい、すぐレッカーと代車を借りる事が出来た

(専務も融通が利かないディーラーには殆ど出さない)

 

「そういや大社長も同じの乗ってましたよね?」

「懐かしい…しっかり直してあげてね」

シトロエンはレッカートラックの荷台に乗って工場へ……

 

彼女は代車のキーを受け取り

ほっとした表情で自宅へと帰って行く

 

駐車場を左に出る時、

  ワイパーを高速で動かしながら………

 

    まあ、さもありなんだな

 

           ………桃子の日誌…