死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

ボヘミアの伍長の失敗

 

これらの事を3記事 書いた前日、

私とひかり(後輩社長)とをとても可愛がってくれた組合の初代会頭の墓所へ挨拶に行った。

 

 

前クソ狸の会頭が死んで

 

私達がフィクサーとして実権を握り、揉み消された初代会頭の理念を改めて着実に具現化している事を、墓前で会頭が大好きなアイラウイスキーを車座で呑みながら報告する………

いわゆる墓場で外呑みだ…( ̄0 ̄)

 

 

…………………私達の会社は

 

第一次世界大戦で負け………

第二次世界大戦のパリ占領までのドイツによく似ている

 

ベルサイユ条約世界恐慌の為に失業者が溢れ、餓死者も大勢出した。

何の手立ても出来無いドイツワイマール共和国に代わりナチス党か政権を奪取。賠償金支払いの放棄、再軍備などを経て、

600万人の失業者をほぼゼロにし、失った領土を無血で取り戻し、一ヶ月でフランスを占領降伏させ……………当然の様にユダヤ人の絶滅にもひた走る。

 

とんでもない事だ!?違うな。

 

迫害された経験のあるユダヤ人は、今、パレスチナ人に何をやってる?

 

 迫害パレスチナ人にとって、

     ヒトラーはヒーローだ

 

 

……………力も無く後ろ盾を失った私達は

残ったヤツらの嫌がらせや妨害で、あっという間に葬儀屋の顧客も奪われ、創業の地から掃き落とされた。

 

だけど腹に「仕返し」と云う一物を持って、「札束と集団リンチ」で創業の地に這い上がる。

ナチス同様、物資の調達も極力 自給自足…何んの妨害をされてもびくともしない

 

借金肩代わりの代償として、本当に札束で仕出し屋のオヤジの顔面を往復ビンタしたり……

今なら鬼女らしい振る舞いって事になるが、当時は、手の付けられない「白イタチのノロイ」だった

 

 


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私達は今でもしっかり中国人、韓国人、それらの在日を徹底的に排除している。

 

このあたりまで、ナチス党と私達の振る舞いは変わりはしない。

 

 

しかしその先は違う

ボヘミアの伍長は「力」を背景にした「徹底した恫喝に拠る和平」と云う政策を選ばなかった。

特にソ連スターリンとの間でね………

石油を求めて武力を行使した。

 

アーリヤ国民がどうなれば、真の幸福を得られるのか?を再考しなかった

 

だからボヘミアの伍長と言われるのだ。

 

 

しかし私達は違う。

私達は大好きな初代会頭から言い付けられだ「鉄の精神」が錆びない様に磨き……

更に「力」を蓄えて、私達の元へ集まって来た社員が安心できる生活基盤を作った。

「年から年中、毎日毎日、争ってなど居られないから……」

 

 

……………墓参も終わり……

車に戻って来ると、ジャガーとアルテオンが留まってる。

 

「私もボスのボスに挨拶する!!」とアコーディオンを持ったキャンディが言う……

 

状況が変わる兆し……まあ…良いか。

 

 

だからもう一度墓前でロリポップ常務の持ってきたラブロイクを、キャンディがアコーディオンで会頭の18番「影を慕いて」を演奏しながら呑んだ………

 

……………ふと、私の頭を大きな手がポンポンとする。

アレクちゃんの耳も撫でられた様に揺れ、大きな手が見えた。

それをロリポップ常務が和やかに見ている。

 

もし、手を掴んだなら…昔、私と後輩社長がふざけて腕にぶら下がった様に甘えさせてくれたのだろうか………

 

 

さてと、

魑魅魍魎が溢れる「冥府魔道」に戻ろう。

でも二人じゃないよ、大勢の仲間と一緒に…

 

 

        ……………初夏に思い出す事