……………続き……
そうだ (^^ゞ
あの、負けず嫌いの赤門学生を呼ぼうっと!
この赤門学生の彼女も午後から休みで、
「魔改造チューニングのピアノあるからおいで、ハーゲンダッツのアイスを四つ忘れずにな(^^)/」と言うと1時間もしない内にやってきた
彼女は何がどう魔改造チューニングされてるのか知らない
アレクちゃんが、調律師さんのお子ちゃまを背中に乗せてくれたり…
皆で遊んでいる間、かぶり付きで見ている
このピアノの調律はね
他のピアノの倍の時間が掛かる
……なので
この間「お中元」だと貰った原液カルピスを出して………
「原液カルピス 画像はコストコ節子様より」
私のお気に入り…苫小牧の“とまチョップ水”で濃いめに割って
ちょっと休憩 (@^▽^@)
「希実ちゃん(赤門学生)、明日から調律師さん私達の仲間入りするよ。これで希実ちゃんが演奏する時感じる違和感は解消出来るね」
「あのチューニングはリヒテルチューニングで、パワーのあるリヒテルみたいな男のピアニストが弾くと、有り得ない様な音が出るけど、
専務やロリポップ常務みたいな普通の女の子が弾くと、鍵盤が沈み過ぎて全然弾けなくなるんだよ」と………
調律が終わり
「ちょっと弾いてみ!」
私は「となりのトトロ」「アンパンマン体操」から一つを選ばせた。
彼女は“となりのトトロ”を選んで弾いた。
凄く上手かった……でも足りない
歌や音楽は、人間の心理状態、身体的な状態を変化させてくれる
私は軍歌の記事でそう書いた。
私もとなりのトトロを弾いた
お子ちゃまに「さあ!いくよ~」と声をかけて、歌いながら弾いた。
お子ちゃまは楽しくなって、一緒に歌って踊ってくれた。
お母さん調律師は「音楽ってだれの為に弾くの?調律って誰の為に行うの?」と………
希実ちゃんがアンパンマン体操も弾く
私が「歌い始め、アンパンマン体操を踊ると、お子ちゃまも歌って踊った。
音楽はね……
誰かの為に演奏するんだよ
その上で、誰かの中には自分も含まれるんだ
大勢の大人の拍手と、一人の子供笑顔の価値は同じ…………
希実ちゃんは、悟った様な顔になった。
…………………その日皆で私の自宅にお泊まり
入社式を済ませたお母さん調律師は、安堵の表情で10台にまで増えたピアノの調律に向かい、
お子ちゃまは、総務局の子供達と奇声を上げながら遊んでる。
ずーっと私の後ろにいた元組合会頭も
笑って頭をポンポンしてくれた
運転手のおじちゃんが
「車の用意が出来た」と呼んでいる。
さて、「子供達の見守りに」出発だ