死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

あの子、どうしてるかな…

 

………休日徒然…

 

アレクちゃんは…

あの後元気を取り戻し、エントランスでザマスおばさんのグレートピレニーズと楽しく遊んだ (#^_^#)

ほっとしたよヾ(・ω・`)

 

自室に戻ってみんなでおやつヾ(^^ )

ピアノをボーッと見てたら、葬儀で知り合った女の子の事を思い出した

 

 

コロナ騒ぎが始まる少し前の話

 

斎場を巡回していたらピアノの音がして

ホール奥のピアノを、1部長担当の遺族の10歳くらいの女の子が弾いている

曲の終わりまで上手に弾くんだけど、ミスタッチをすると演奏が止まり、また途中から始まるとか、たどたどしくなったり……

 

でも一番の問題がアレンジで

曲は「となりのトトロ」「天空の城ラピュタ」何だけと葬式で弾くわけじゃ無いのにスローで暗いのね。

 

このラピュタの曲は、主人公の2人が困難を乗り越えて、力強く一歩大人へなって行く「心の炎」が伝わらなければ成らない。

 

女の子に「上手だね!ちょっと代わって~」と声をかけ、その2曲を弾いて見せた。


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「凄い!」って言われて照れくさかったけど

「ミスタッチしたら失敗した~!って凄く恥ずかしく思うでしょ?露骨なミスタッチじゃ無いのだから観客なんか気づかないよ~。

だからミスっても平然と最後まで弾こうね」ヾ(^^ )

 

やっぱり選曲理由は発表会用で

「あのラピュタのアレンジは発表会の場に似合わないから……」

1部長にジュースと、あの2曲の中級アレンジの譜面を印刷して持って来て~と

 

自分が奏でる旋律が変わると気分も変わる

根拠は無いけど“自信”満々弾き始めた(^^)/

 

 

私は何の気なしにその2曲を弾いた………

 

…………今朝、1部長に

「3年くらい前の、ピアノ弾いていた女の子って元気なの?」

少し考えたけど覚えていて、毎年婆ちゃんの命日に花を持って行っていて、

「あの女の子ね、元気だよ。ピアノも続いている。先生は変えたみたいだけど……」

 

まあね、発表会の選曲があれだといかんはな

 

来月、

命日だから一緒に行ってみるか…(*^_^*)

 

           ………桃子の日誌…