死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

牙を剥き..魔物達に挑む女

 

「総裁~ピアノの弦切れた~( ̄0 ̄)」と

 

昨日、私が弾く予定ヤマハ魔改造コンサート用グランドピアノの弦が切れたと騒いでる

 

まあ、一つのハンマーに割り当てられてるストリングは三弦だから、私は1本切れた程度でなんて事無いけど、張力が微妙に変わってくるから、調律も微妙にズレる時もある。

 

私は、時間もギリギリて調律が間に合わないかも知れないから早く斎場に入る……

 

 

「そういえば誰が弦を切ったの…?」

「この間、アナゴの麻理鈴が全力で弾いて失神したからな……」

 

 

斎場に入って

ノエルちゃんがピアノの譜面台の定位置にスフィンクスのように座り…

 

リリックソプラノも着いたので

  私はリハーサルを兼ね「魔王」を弾く

 

 

 

ノエルちゃんは闇に溶け…瞳を金色に光らせシッポを揺らす…

リハーサルも無事に終わった

 

 

私達はほぼ徹夜………

式が始まるまで仮眠していると、ピアノの音がする。

 

 

今から調律?

間に合うのか?あたしは調律にうるさいぞ!

 

会場を見ると………

おっ!!バイトの女の子だ

 

 

他のスタッフの女の子によると、

弦を切ったのは別の女の子で、今弾いている女の子とは違うそうだ

 

 

この…負けず嫌いの赤門の女の子は

 

 

 

如何しても悪魔のピアノを弾き熟したくて、コロナ騒ぎでもジムに通い筋力トレーニン

 

この斎場に来た時には必ずあのピアノを弾いているそうだ

 

 

全体に闘気をまとっていて

 


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    最初の頃と別人に見える。

 

 

音が微妙に小さい鍵盤も分かっているようだが、何故小さいか(弦が1本足りない)たわいもない理由に気付いていない………

 

 

      まだまだだな~ヾ(^^ )

 

 

「お疲れさま、良い音する様になったね。私、全然寝てないから通夜開始前のピアノ演奏をやってちょ!」

「その鍵盤の音が何となく小さいのは、弦が切れてるからだよ」

 

 

えっ!!って顔してたから

「業務命令!やれ!!お休み~」と言って、私はまた事務室で寝た (-_-)zzz

 

 

 

   さあ、牙を剥いて上がってこい!

 

負けず嫌いや劣等感も、自分を向上させる糧となるんだよ

 

 

そうしたら…

私達三人の魔物は「才能の上限」を書き換えて更に高い所に行って、貴女を見下ろしてあげる。

 


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悔しければ

もっと鋭い牙を剥いてよじ登っておいで……

 

止まっちゃイケないよ

 

 

    それで諦めたら

      全てお終いなのだから