“継国縁壱”は言った
(鬼滅の刃 継国縁壱)
当社バイトの希実ちゃん……
この負けず嫌いのピアノ弾きが、やっと“三体の魔物”が歩む芸道の入口に達した
ピアノ大好きな故人の通夜ミニコンサートで
リストの「愛の夢、ラ・カンパネラ」をヤマハ魔調律グランドピアノで弾き、通夜だというのに大きな拍手が起きて………
……………斎場の見学に来ていた総務局の子供達に「希実ねーちゃん凄い!!」って言われたのが嬉しくてギャン泣きしてるヾ(^^ )
彼女曰く「弾いていて、腕と指の力が限界みたいになったら腕と指が溶けた」だと( -_-)o
なんか……よう判からん事を言ってたけど、それが「無の境地」ってやつ
ここでの「無」ってのは「禅」の言葉。
宇宙の「理(ことわり)」の「空」とは違う
一つの事柄だけを一心不乱に突き詰めると、周りの物と自分との境界が無くなり…それと一体となる奇妙な感覚で
私は何度も記事で書いた「無外打常一片(ないげだじょういっぺん)」の事。
もっと簡単に言えば
読者の皆さんの体の腕と肩に境界線は有りますか?
目と鼻と口と耳に境目は有りませんね。ただ一つの体が在るだけです
人が勝手に決めた境界線が無くなるって事。
私達、三人の魔物もなってるよ
道を極めた者が辿り付く場所はいつも同じ…
私達三人(私、麻理鈴、クラブの女の子)も道半ばだけど、多分辿り着く場所は同じ。
麓からの道は多岐に渡るけど、高嶺に近づくにつれ一つの太い道になり、同じ場所で月を愛でる……
希実ちゃんはその太い道の合流点に立った
しか~し (=^..^=)ミャー
その道はそんなに甘くはないんだな~これが
彼女をしっかり褒めて悦に入っている所で、
私とクラブの女の子の「宇宙戦艦ヤマト」リハーサルの様子を見せると
直ぐ泣きやんだ(||゜Д゜)
ほらほら~
悔しかったら早く追い付きな「チンアナゴちゃん」
魔物の道はエグ過ぎる実力だけの世界だ。
貴女は貴女の山頂へ登るんだよ。
……………
今、彼女を連れてお寿司屋さんへ……
美味しそうに中トロばかり食べてるヾ(^^ ) いいヤツだ (^_^)
大き過ぎる期待に潰れる事なく頑張れ!!
……………桃子の日誌…