死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

自宅で火葬する気か

 

地震後……

役員人事が始まる前に、故人を自宅で安置している遺族の枕飾りや自宅葬の祭壇(訪問)、葬儀後の後飾り(電話)の状況を確認すると、大問題が発覚した ( -_-)o

 

     香炉で燃えてる「線香」

 

納棺前の布団 (生前故人が使用) に、揺れて落下した香炉内の“長巻き線香”に気付かず、布団カバーや、敷き布団と床の間などが焦げていた安置先があって、

下手すれば遺体を自宅で火葬するところだった

 

自宅で火葬し掛かった事は

 

この専務との出逢いだけじゃ無い

 

大抵、遺族が蝋燭で線香に火をつけたり、祭壇の物を移動しようとして蝋燭の火が四華花に引火したり、

布団の上に蝋燭が落ちて起きるけど、全て横に置いてあるバケツの防火用水で消しているが………危険なので

 

自宅安置の場合、LED蝋燭


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充電式の線香点火器を使って火をつけて貰う。これには坊さんにも問答無用で従ってもらう。

 

しかし、香炉が落下して線香でボヤが出そうになるなどは全くの「盲点」で…しかもその様な事象が発生したのは、二件とも一人で遺体守をしている爺さん婆さんの自宅だった。

   (って言うか、さっさと子供達来いよ(-_-#))

 

 

これ……一日経ってもまだ解決出来ていない。

防火シーツと防火布団カバーで布団類からの出火は防ぐ事が出来るので、昨日中に全てを交換したけど、

“香炉が落下する”という根本原因が解決されていないんだよね

 

地震は不可抗力だけど、設置したのは私達葬儀屋だから責任は不可避となる。

 

故に只今、技術局で模索、検討、試験中で、台の下から香炉をネジ様の物で固定する案が出たけど、重心が高くなり…祭壇ごとひっくり返る可能性も否定出来ず奮闘中だ

 

 

今回の地震は私達に取って発生して良かった事かも知れない。

東北の震災を基に作られた防災対策の問題点と、盲点が明らかになったのだから……

 

 

…………さて、

移動して通夜のピアノ演奏リハーサルに行くか。気分を変えれば良いヒラメキも出て来るってものだからね………

 

 

           ……………桃子の日誌…