死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

人生ゲーム

 

………第三ラボ当直日報…

 

小さな爺ちゃんの遺影を事務室のテーブルに置いて、中学生と高校生の姉妹が私達と楽しそうにお菓子を食べてる

 

彼女達は、通夜前日の昨日の夕方に家族と一緒に来た故人の姪。

 

爺ちゃんの通夜が終わり

控え室では通夜振る舞いが始まって、大人達が酔っ払って泣いたり騒いだり……

はっきり言って中高生は楽しいわけが無い

 

まぁ多分、そんな感じで控え室の外にあるソファによそよそしく2人離れて腰掛けていた

 

でも何かお互いが反抗期の反抗する対象って言うか、格好つけてワザと人生を斜めに見ようって感じなんだけど

そんな学校の制服姿の二人はなんか滑稽で、まだまだ可愛いお子ちゃまだヾ(^^ )

 

……私は泊まり当番で、そのまま事務室で寝ていたアレクちゃんを起こして散歩…………

事務室に戻ると、

「あ、ピアノのお姉さんだ!!」

「あの横にいたイヌこんなに大っきい!!」

と……

 

『ん?!』

 

部屋には技術局長とジョンちゃん、それとさっきの姉妹が“おニャン子隊”の3ニャンコをモフりながら、ネコ吸いしている。( ̄0 ̄)

 

後て局長に聞いたら「あのままソファに置いとくと、“どっかに行っちゃいそうと”心配した技術局長が親に話してから『あのニャンコ達がいるよ~』と、事務室に連れて来た」そうだ。

 

ハナモゲラ語」か?

まけもけ先生の「オモンモン語」か?

 

やっぱ現役の中高生は

今のZ世代を遥かに凌ぐ超宇宙人で、杏奈ちゃんでも何語を話しているか分からなそう

 

そうだ!「人生ゲームやるか!?」と局長


f:id:however-down:20220930081727j:image

 

何故かこの二人は知らなかったんだよ…

で、もう何かね…凄い盛り上がって、様子を見に来たお母さんも入れて3回もやった

 

さっきまでよそよそしかった姉妹が普通にケラケラ笑ってる

 

結局、この集会がお開きになったのは丑三つ時(午前二時四十分)過ぎ……

彼女達は女の子達専用の控え室にニャンコを持って寝に行った

 

…………今日の早朝…

この時間はノーリードで野放しのアレクちゃんと、ノエルちゃんとで巡回してたら、聞き覚えのある笑い声 ( ̄0 ̄)

角を回ると朝ご飯を作りに来たキャンディがあの姉妹と三人でゲラゲラ笑っていて、

朝ご飯の時は昨日の通夜後と違って普通に話している(・・;)

 

「そんなもんだってヾ(^^ )」と局長が言う

 

    そうだね

      女ってそんなもんだ

 

           …………桃子の日誌…