死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

クラシックを弾こう(*^-^*)

 

今月の月初めから

様々な面会事象が多すぎて…耳と鼻の穴から脳みそがたれそうになるヾ(・ω・`)

 

しかし昨日は

秘書の女の子達が気を使って午後からの面会スケジュールを入れないでくれたのと、

友引の前日で通夜が無ないから、久しぶりにゆったり時間が過ぎて行く(o^-^)

 

皆で専務のお弁当を食べて…フォートナムの紅茶を飲む……

 

         「良い香り~(^^)」

 

最近、紅茶やコーヒーの香りを楽しんで無い事にも気付いたよ。

 

 

時計を見るとピアノ演奏の時間。

   ロビーを見ると珍しく誰も居ない

 

「あ、クラシック弾いちゃお~!」とピアノに向かう。


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私達はその場に居る遺族や会葬者の雰囲気に合わせ、皆が知っていると思う曲を弾くの

 

幾ら上手いピアノても「知らない曲や興味の無い曲」は騒音に過ぎないからね

だからクラシックは有名過ぎる曲以外、あまり弾かない

 

G線上のアリア

エオリアンハープ

熊蜂の飛行

革命のエチュード

 

を弾き終わると…

「パチパチ パチパチ」って拍手がするヾ(^^ )

暇を持て余した遺族の初老のおばちゃんが座って聴いてくれてた σ(^◇^;)

 

なので……

パッサカリア ヘンデル=ハルヴォルセン編曲

G minor  バッハ=ルオ ニ 編曲

 

など、現代のアレンジが入ってるクラシックを数曲弾いて

終盤「何かリクエスト曲ありますか?」って聞くと

 

パッヘルベル

   カノンDをお願いします~(^_^)」

 

良いね~しっかし良いね~

おばちゃん一人の為に弾くカノン………

 

  音楽は自分を含めた “誰かの為” に演奏する

 

ピアノに映るおばちゃんを見てたら

お!1部長が紅茶とビスケットを持ってやって来ておばちゃんに差入れ………私にだけ見える様に「ピ~ス!」した (ゝω・)

 

 

昼下がり…ここには私とおばちゃん、ノエルちゃんとアレクだけが共有できる…

 

             優しくて爽やかな世界があった

 

          …………桃子の日誌…