死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

将来を話せない場所

 

「あの~大社長さん、ピアノを弾いてもらってます~」と病棟主任が言う

『ああ、良いですよ~』

 

昨日ある大きな病院で、私は感染症対策の講習会に呼ばれて参加。

秘書の女の子との待ち合わせ場所の多目的ホールに行ったら、秘書の女の子が昨日が出番だった病棟主任に頼まれて、アレクちゃんとホールにあるピアノを弾いている

この秘書の子もピアノが凄い上手いヾ(^^ )

 

カヴァレリア.ルスティカーナ間奏曲

ドビュッシー-月の光

シューマン.トロイメライ

などの私が以前弾いたどの状況でも差し障りのない曲を弾いていた(*^_^*)

 

私がボーッと聞いていると後ろから「こんにちは!」と……この病院の院内学級の先生だった(^^)/


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       (イメージ 院内学級)

 

 

私達が施行した葬儀で知り合った、このサムライみたいな先生と私は仲が良い

 

まだ出発まで時間があったので三人でお喋りしているうちに、この間「生まれ変わったら…」って聞かれた話しになった

 

「う~ん……そうだね、ここでも同じ事が有るんだよ」

 

そうだった

ある意味こっちの方が複雑なんだよね。

 

ここ、時間がかかっても寛解の可能性がある子供、間もなく橋を渡る事が決まっている子供が希に同じクラスにいたりで……

 

「大人になったら何になる?」とは言い辛いし、言わない、気にしないって感じの「暗黙の掟」みたいな変わった雰囲気があるんだった。

 

昨日まで隣に居たのに教室に来なくなり、次の週には虹の橋を渡った……

これ、担任の先生より友達になった子供の方が辛いハズで……

元兵隊だった爺さんが、ドラマなんかで「戦争末期になると戦友…特に補充兵の新兵とは仲が良くなりたくなかった」って言う気持が分かるよ

 

あのフロアは


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逝く子供、治る事が無い傷を負って残る人。

多分、戦場なのかも知れないな………

 

          …………桃子の日誌…