死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

無理というのはですね、嘘吐きの言葉なんです

 

う~ん……なんかまだ喉がイガイガしてる。龍角散も服用し過ぎかもな…

 

 

先週から今週に掛け色々あり過ぎ。

他の役員の女の子たちも同様で、脳みそが鼻と耳の穴がら垂れそうだ

 

 

こんな時はロリポップ常務を捕まえて

 

   「あんたちょっとコンサートやれや!」

と無理矢理ピアノ弾き語りコンサートをやらせるのだけど(数名の読者さんは聴いている) 

私達が困窮学生を支援している時に見つけた大学三年生の女の子を、音楽葬のリハーサルでデビューさせる事が急遽決まり…

無事に歌いあげたヾ(^^ )

 

結構な人数が集まったよ。

昨日は友引前日で通夜が無いとは言え、当日声をかけたのに社内外…270人くらい集まった

 

 

本当はピアノはロリポップ常務担当だったけど、遠方での葬儀打ち合わせと準備が長引いて間に合わなくて、急遽私がピアノ伴奏をやる事に…まあ何て事はないけと…

 

でも私は

開始前の音合わせで初めて彼女の歌を聞いた

 

上手いのは当たり前で評価には成らない。しかし彼女の声はロリポップ常務を超える超ハイトーンと広い音域で、聴く者の心の穢れを引っ剥がしていく。

そんな彼女に関心していたら……楽隊の女の子が「コーラスもあるよ(^^ゞ」と譜面を入れ替えやがった (´θ`llll)

 

これがさ…意識が飛びそうな凄い高域のコーラスなんだ

 

なんとか歌えない事はないけど

「これ、いきなりピアノ弾きながらは無理じゃね( ̄0 ̄)」と言ってたら、同じコーラスの1部長ヤツが

 

「無理というのは、嘘吐きの言葉だよん」


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私が最近面白がって言ってるワタミ構文」を言いやがった

 

「貴様……!!」

と思って、意地になって本当に意識が飛びそうになりながらも唱った……(-_-#)

 

 

……………歌い終わると…

  殆どの客席の人々が泣いていた

 

男も女も、遺族も社員も、人もニャンコもワンコも……

 

ロリポップ常務が彼女の母親を内緒で連れて来ていた

お母さんは彼女を抱きしめながら泣いている

 

 

ロリポップ

 

「遅れたのはコレかい?」と……

 

『お母さんもあるけど、コーラスがね問題なのよ~』

『さすがは桃子さん。

大丈夫だよ、ピアノのミスタッチ二回と、コーラスで声が出なかった部分が有る事は内緒にしとくからヾ(^^ )』

 

「絶対に仕返ししてやる!」と思ってたら、彼女と母親が深々と頭を下げてくれた。

 

 

子供の頃から成りたかったものに成れたんだ

 

「無理と言う言葉」を言わず「ありがとう」を集めて

もちろん「ミキティ」みたいに成らずに……

集めた「ありがとう」を糧に「慈愛」を分け与えてもらいたい

 

 

      心から私はそう思う

 

          …………桃子の日誌…