今日は友引で葬儀が無い
しかも土曜日で後輩社長宅では早朝から子供達がワンコ達と走り回ってる、総務局でも同じ (#^_^#)
世間では最近になってコロナ騒ぎも下火になり様々な集会も周りを気にせず出来る様になって………
久しぶりに
「お子ちゃまでも分かる理数教室」を開催したよ(^^)/
講師は専務が数学担当
今日は量子物理学なのでロリポップが講師
私達が見守りをやってる小学校の教諭や私立小学校を教諭、高校の物理、数学の教諭にも声をかけていたので、リモート3開場合わせて100人近くのギャラリーが集まった
量子物理学は端的に言うと
「確率」
で、モノの状態は観測者 (読者の皆様) が観測(見て触れてなど) する事で決定されるって事
よく新興宗教が自分達の主張を都合良く科学的に話し信者を取り込もうとする時に、
「私達の体も世界も量子だ」なんて話すけど、これは正しいの
で、ロリポップはサイコロの目の出る平均の話から始まって………
(ブログ文章は文字起こしアプリ使用)
量子のミクロの法則がマクロの世界に及ぼす影響を説明する有名な思考実験
「シュレディンガーの猫」の話を始めた
「シュレディンガーの猫」は…簡単に言うと
猫とラジウムと毒ガスの入った密閉した鋼鉄の箱の中で、ラジウムの1時間あたりに崩壊しアルファ粒子を出す確率を50%とし、ガイガー計数管が原子崩壊を検知すると毒ガスの容器が機械的に壊されて、猫が虹の橋を渡る仕掛け
箱の中の猫が生きているのか、あの世に行ったのか、開けて見るまでわからないってやつ
でもこの言い方だと箱の中の事がわからないだけで、どっちの状態で存在している事を前提にしている
マクロの世の中しか感じられない私達なら当たり前の事。
でもね、思考実験でラジウムとその崩壊のアルファ粒子を使ってるのがミソ。
アルファ粒子はミクロの事だから量子論が関わる。
量子は確率で存在しているから(50%の確率)、猫も生きてる猫が50%、あの世に行った猫が50%で……
故に箱の中では二つの状態の猫が重なって存在していて、読者の皆様が箱の中の猫を見る(観測)した瞬間に状態が決定される。
だから状態は半々の確率で、猫があの世に行った宇宙と生きてる宇宙の二つが存在していたって事。
この量子論を“人間にも適用為べき”と言ったのが、プリンストン大学のヒューエヴァレットって人なんだ
観測者(読者の皆様)も全身が量子で構成された存在だから
蓋を開けて猫を見ている読者の皆様は、誰かに観測(見られる)までは
「生きてる猫をみている読者様」
「あの世に行った猫をみている読者様」
が重なり合って存在している。
そう考えなければおかしいの
れっきとした事実としてね
これがヴァレットの多世界解釈
読者の皆様にとってこの宇宙は、読者の皆様に観測される毎に確定されていく無数の可能性を持ったパラレルワールドで、それは無数に重なり合って同時に存在している
そしてそのパラレルワールドは
「異なる観測結果に終わった可能性」と言う枝葉に分かれ、皆様にはもう干渉出来ない無数のパラレルワールドに分岐し、皆様も他者に寄って観測されるまで無限の可能性を持つパラレルワールドを構成、重なり合っている。宇宙全体も観測者に寄って少しづつ違う無数の宇宙が重なり合って存在している………
…………そして読者の皆様は、私達の宇宙と重なり合った多元宇宙が“存在しない”事を絶対に証明できない………
そうロリポップ常務は話を終わった
( ̄0 ̄)
これ、幽霊が見えるか見えないかを説明できる話だな
………大人と子供達とでは反応が違うヾ(・ω・`)
子供達はロリポップに質問を嵐の様に投げかけ学校の教諭も同じだった。
大人の殆どは「なんですか~」って顔にしてる……そんな中
一番前の席に座ってるロリポップパパが、目を細めて感慨深げに聴いていてとても微笑ましかったよ(#^_^#)
この父親にしてこの娘…「蛙の子は蛙」にならなかったのも“ヴァレットの多世界”故だな
先ほどギャラリーはお土産を持って帰って行った。
お土産の購入費は、
私と後輩社長のジャンケンで私が全額支払った。
私は2分の1の確率に負けたのだヾ(・ω・`)
………桃子の日誌…