たら、れぱ……
文章の語尾にくっついてたりする文字。
ぐわぐわ団のまけもけ先生なら
リゾラバから魚の鱈とお肉のレバーの話から、レバニラ、タラの肝臓とか…楽しいお話になるけれど……
私はかなり違う。
こうなってたら…
ああなっていれば…
仮定の話をする時によく使われるけれど…
この宝くじが当たれば…
この馬券が当たったら…なと
タナボタ式で出た結果に安堵した時…
地震がこなかったら……
津波がこなかったら……
直ぐに逃げていれば……
もっと高台に逃げていれば……
死なずに済んだ….とか
後悔した結果を悲観する時の方がよく使われる
『後悔先に立たず』ってやつ。
私達はこれを一番恐れている。
仕事の事などでは無い
災害の事………
ウチの会社では定期的に防災訓練を行う。
特に総務子会社。
昨日は……
総務子会社の厳冬期防災避難訓練
運行中の各車両の安否と位置把握
小斎場の参列者とスタッフの保護訓練を行った。
前回の結果と問題点から『たられば』で改善点を出す。
何があっても潰れないシェルター６畳間もタラレバから出来た。
人の非常食やニャンコや文鳥、うさちゃんのご飯、燃料などの分散配置などもタラレバ
今回は繋がっているＨ綱の机の下に、瓦礫を押しのけ脱出する為の防刃手袋と鉄のバール、
子供達を不安にしない為の簡易トイレ。
子供達ってやままさんの記事みたいに
『トイレ行っていい？』って聞く……
オシッコをすべき所で出来るってのは安心出来るからね……
机の下でそれらの使い勝手が良いか………
当然『タラレバ』から出たアイデアだ
タラレバをただの愚痴や負け惜しみにしない為にせず、より良いものにする為には……
思い付く事。
思い付いた事を始める行動。
それが間違いなく有効かの確認。
確認され修正されたものを確実に運用開始する事……
これをPDCAを回すなどと言うのだけど
これら一つ一つについてのタラレバが出ても、行動力が伴わない場合、
タラレバは下らぬ負け惜しみとなる。
死人が出た後にタラレバ話をしても、死人は生き返るわけがない……
昨日訓練も散々、考えチェックしたプランだったけと、結果は80点殆ど
だから私達は今日もタラレバ話をする……
