死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が謙遜.誇大などせず、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

スペイン人の気質と…聖☆お兄さん彫刻の清掃と塗装に対する評価

 

 

ジョージ………

セイント☆お兄さんの一人


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竜退治で有名な聖ゲオルギオスの事だが…

普通の絵画なら格好良い感じ。

 

 

少し前にスペインの某教会にある彼の彫刻が、復元というファンキーな清掃をされたと報道されたけど…

 


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これ……そんなに似ていないと思えないし、完成当時の作品の状態にとても近いのでは?と、思うのは私だけだろうか?

 

 

業者に依頼されたのは清掃だが綺麗に再塗装という清掃をした様だ。

 

この彫刻を復元清掃の出来という観点で見ていくと…

彼の元々の顔がこれ

 

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多分、この顔を造るのに使った参考作品は、彫刻のポーズから見てこのイコン……


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で……こうなった。


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これが全体像……


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馬は白馬でなければ成らなし、馬の鞍のディテールはプラスチックみたいなのと、馬の顔も塗られていないので一考しなければ成らないが

顔は…目の周りを塗り過ぎて眼が小さくなっていて、復元前は三白眼で右眼の黒目の向きが違う程度で…それ程変わらない様な気がする。

 

この様な戦うセイント☆お兄さんの復元の場合、周りが持つイメージはこんな感じ

 

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『カッコ良い!』だ。

 

重厚感溢れる格好良い彫刻ならまだしも、あれはそうでは無い

元々の顔が…気の良さそうなボンボンなのだから塗り直されてしまったら無理なお話だ。

 

もし、カッコ良くするのなら…

顔の彫りを深く…ギリシャ彫刻の様にしなけならない。

そうすれば復元ではなく『改造』にあたる。

 

そして塗装……

こちらをご覧頂きたい。


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これは素人のおばあちゃんが塗った

セイント☆お姉さんとおばちゃんだけれど…

超派手な原色で、プラスチックみたいにテカテカな仕上がり…濃いアイシャドウまで入っている。

 

このセイント☆お姉さんと、セイント☆お兄さんの彫刻に共通する事は『原色で派手』という事

 

 

つまり…スペイン人は彫刻などに派手な着色をするのが好きかも知れないって事。

 

塗られる前の着色の感じを見ると、オリジナルの顔の色は明るい肌色でほっぺたは多分ピンク色になっている様に思えるし、

鎧兜の顔が出ている場所がわざわざ黒く塗られ…完成当時はめちょんこ派手だった様だ。

 

点数をつければ塗っていない箇所もあるからまぁ40点くらいだね………

 

 

でもね………何故、馬の顔が塗られていないのか?これが一番重要な事だ。

 

私には判った気がする。

親方は『おーい、この彫刻を綺麗にしてくれ』と頼んだ。

 

頼まれた一人の部下は言われた通りに綺麗にしたってワケ。

 

それを親方が途中て気づき、慌てて止めさせたって感じだねこりゃ……

以前、ウチの直轄技術子会社でもよくあった事。

 

指示の出し方をあらためて考えなければ、この様に500年の重みも水泡に帰すって事…

 

          気を付けよう……