死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

精進落としは故人からのお礼。食べる事が出来る前のは…『生』の証だ

 

昨日の話には続きがある。

子会社でご飯を食べてるという事は、お母さんが働いているという事。

 

19時過ぎに2部長とお母さん達が『音楽葬』の演奏から帰って来たのだけど……

なんか凄い美味しそうな匂いがする。

 

なんと、焼き肉屋の遺族が精進落で焼き肉を振る舞い、お呼ばれしたので坊主も含めて、一緒にお腹一杯焼き肉をご馳走になったそうだ。

 

大昔、遺族は故人が往生出来る様に49日まで精進料理しか食べなかったけど、49日の『精進料理を辞める料理』を『精進落とし』と言うのだけど

最近は告別式の後の料理が精進落としとなっている。

 

大抵は生寿司や鶏肉とかだけど『焼き肉』は初めてで…

美味しかったのでお土産に買って来たそうだ

 

精進落としの料理は

『故人からのお礼の振る舞い』

故人らしいモノ…だから2部長は焼き肉を進めたのだそうだ。

 

 

子供達もお肉に気づいて

『食べる~~!』っと言うのでフライパンだけど焼いて食べた。

 

ちゃんと大きな声で『いただきます!』とこのお肉に関わった人達に感謝して……

 

『食べる事が出来る』のは、

      私達が生きている『証』

 

    それだけで幸せなのですよ。

 


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