死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

『ごちそうさまでした』は自分の代わりに殺してくれた人への感謝の言葉だよ

 

昨日の夕方に総務子会社行ったら、ウチの幼稚園のお子ちゃま達が晩ごはんを食べていたのだけど……

 

いつもは騒がしいのに、今はな~んか静かに真剣に食べてる。

 

後で首席秘書の女の子に聞いたら

 

お母さん職員が幼稚園のお子ちゃまを連れて来る途中に牛が満載されたトラックを見たそうで、

それをその子が他の子に話たら

『その牛達、みんな殺されて食べらる』と言われてショックで泣いてたみたいで……

 

仕方なく次席の女の子が子供達を集め

 

『あらゆる生物が生きる…生き続ける為に他の生き物を殺し続ける』事を教えたそうだ。

 

 

 

あらゆる生物(動、植、菌など全ての生物)自らが生き続ける為に他の生物を殺し続けるのは『公理』。

 

天地与我同根、万物与我一体

(天地われと同根、万物われと一体)

雪竇(せっちょう)禅師の『碧巌録』の言葉だ

 

全てのものは差別なく公平なのに、全てのものは生きる為に『殺生』をし続ける。

 

自分が生きる為に殺した者に対して

『自分が生き続ける為に命を頂きます』と犠牲になった命に感謝する…

これが『いただきます』と言う事。

 

 

因みに…生き続ける為に殺し続けたのに…自殺する。

今まで生きる為に殺し続けた者を完全に無駄にするとんでもない事だ

 

 

子供達には

みんなが生きているのは、生きて行くために他の動物や葉っぱを殺して食べているから。

殺さなければ生きていけない。

だから、自分が殺した者の命に感謝しなさい。

その言葉が『いただきます』だよ。

 

食べる前に食べ物に向かって必ず声に出して言おうね…と教えたそうだ。

 

 

子供達はどこまで分かったのか…

それこそわからないけれど

『殺さなければ生きていけない』という言葉はショックだったかも。

でも、心していなければ成らない事。

 

 

そして忙しいなか、食事の準備をして振る舞ってくれた人、そして……

自分の代わりに『殺す』事を行ってくれた人に『ごちそうさまでした』と感謝を伝える……


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周りの大人達全員で子供を育てて行く…

 

そんな総務子会社の子供達は

江戸時代の下町の様に子供達の様に子供らしい…