死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

あの子は生きて、この子は死んで…ただそれだけの事

 

私には……

いまだに見た事がないものがあった

それは『人が産まれるところ』……

 

昨日、某産婦人科に胎児ちゃん引き取りの件で訪問したら院長が

 

『今、赤ちゃん産まれるから立ち合わせてもらうかい?』

 

と言われたので

 

『是非……』

 

着替えて分娩室に初めて入った。

 

 

 

産まれた赤ちゃんはまさに

『光』であり『力』であり『命の顕現』だった

 

 

 

では…

私が預かって今から宇宙へと帰るこの子はなんだったのだろう………

 

さっき見た赤ちゃんは

生きようと

大きな大きな…大きな声で産声をあげた

 

 

でも、この子は

とっても小さな小さな…小さな木箱の中…

 

 

よくスピリチュアリストは安っぽく

輪廻(Reincarnation)を行うのは魂の修行と、過去の因果を精算が目的なのだとのたもうけど…

全く関係がない

 

多分……あるのは

あらゆる事象において完全な公平性を持った運と言う『確率』だけなのではないだろうか?

と私は思っている。

 

たまたま………あの子は生きて…この子は死んだだけなのかも知れない

 


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それが…あらゆるものに吹き続ける

    『無常の風』なのではないか?

 

と私は思えてならない………