私と後半社長と専務は時々、葬儀で関わった
『私は社会貢献をする凄い人間だ』系の超お金持ちの奥さんに頼まれて青少年の厚生施設で講演する事がある。
特に私は経歴が変なので『私は変わった人間にも頼りにされる』と自慢出来て自己重要感を満たす種類の人間の様だ。
そんな感じで昨日、以前に紹介された某女子厚生施設からの要請で講演と当社のバンド演奏での慰問に行ってきた。
何を話そうか考えていたら…
私が記事の更新を楽しみにしている
慈雲寺の住職である隨麗 (id:jiunji)様が
『二河白道図』の絵解き説教をしようとされていて
ニューナイスプランだと思ったので
アイデアをパクらせて頂いた…Σ(・ω・ノ)ノ
住職、感謝してます…♪(´ε` )
『二河白道図』の仏教の純粋解説は上の慈雲寺住職のブログをご覧下さい。
施設にいるあなた達の今の状況は
細い白道に強制的に乗せられた状態。
あなた達は、悪党や魑魅魍魎がいる東側の岸に住んでいたけれど…
釈迦に襟首を摘ままれて白道の一番端にポンと乗せられたばかり。
自ら乗ったワケではない。
ふと後ろを見ると……
『裏切ったなオマエ!!』と昔の仲間の悪党や魑魅魍魎が怒り狂って追ってくる。
戻って謝れば許してもらえそうだが…
向こう岸には、居心地が良さそうで安らぎに満ちた明るく暖かな花が咲いてる草原がある……
釈迦が乗せてくれた細い白道を降りれば、慣れ親しんだ元の悪党や魑魅魍魎としての生活に戻る事が出来る
しかし……
向こう岸に渡れは心が安らぐ今までと全く違う普通の幸せが待っている。
この白道をこの絵の旅人の様に、
今までの友人や居場所をキッパリ捨てて『渡る!』と心に決めて細い白道を西(西方浄土)に向かって歩けるか…
道の途中…
足元に怒りや欲が誘惑してきたり、両岸から励ましの声が聞こえたり……
また、その声は稀に偽りだったり……
だからあなた達は道の途中で様々な事を学び、それを生かし、用心深くゆっくり歩んで行く事が出来るか……
これで貴方の人生の価値、人の価値さえも決まってしまうのが今の社会
施設に居る間にどちらの岸に住みたいのか?自分の人生なのだからよく考えて生きてほしい……
と話を締めくくってきた。
人の煩悩は甘くはない
何人の女の子が白道を戻る事無く歩んで行けるのだろうか……
自分を許し、そして大切にして頂きたい……