……唯一、私を呼び捨てにする旧友との夜…
昨日の遅い時間
「桃子~!!あんたの事務所に泊まりに行ってもいい?」と
高校の友人同級生が、「自宅に帰るの面倒くさいから」とスパークリング日本酒をもって、1ラボにやって来た
昨日私はお泊まりの日で、私が1ラボでお泊まりの時、彼女はたまにお泊まりしていくの
彼女は今現在、
「私を呼び捨てに出来る唯一の人物」なんだ
散々与太話をして……
彼女は先日、変わったものを見たそうだ
某カフェに入ったら、まああれだ
トランスの初老のおじさんと、恋人っぽい初老のおじさんが、オデコとオデコがくっつく位の距離で向かい合ってジュース飲んでいて……
それがさ~「幸せ~!」って顔してるのよー
『お~、それ見てあんたは惜しげも無く失禁したか?』
いや、その二人と自分を比べたら、どう見てもその男のカップルの方が絶対幸せそうで、なんかムカついた… (ぅω=`)
でも桃子、あんたが偉そうに『幸せは人それぞれで、自分で集めるもの』って言ってたの
いつもハイハイ生返事してたけど、やっと腑に落ちたわ
だそうだ ( ̄0 ̄)
ふーん…
彼女はラブラブの男二人に、自分にはほど遠い「幸せな姿」を見せられたから考えちゃったみたい
彼女は「孤高の女」、センチな話しは似合わないけど、まぁ…たまには寂しくなる……
(孤高の女も、負けると分かっていても
戦わなければならないときがある )
…そんな時、私の所にやって来るんだよヾ(^^ )
「窮鳥懐(かい)に」ってのがあるけど
彼女がやってくる“懐(ふところ)”が、私と私の会社ってのがやけに嬉しいな(#^_^#)
我が旧友はニャンコの大福ちゃんを吸いながら…酔っ払って寝てる σ(^_^;
寝顔は……まあまあ幸せそうだ
仕方ない、懐から飛び立つ前に
シャンソン婆ちゃんのボディースーツでも買ってあげよう
「窮鳥懐に入る、人倫これを哀れむ」
私は「懐」で在りたいな……
……桃子の日誌…