死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

産土神の理 (ことわり)

 

美味しいモチ餅 (栃餅) を作るのには…

長すぎる時間を要する ( ̄0 ̄)

 

試験で作った栃の実の粉は上手く出来た

まず、栃の実をカラカラに乾かすのに天日干しで丸1ヶ月だけど

やってられないので天日干しは2週間、その後、真空乾燥機で1週間乾かす。

乾いたら、殺菌灯の下で (カビ防止の為) 木灰で繰り返しアク抜き………まだまだ続く

 

昨日の午前中は保育園のお子ちゃま達が代わり代わりやって来て、

保証局長が幼稚園のお子ちゃまが拾った日の夜に揺すって落としておいた栃の実をギャーって奇声をあげながら私達と一緒に楽しく拾ったよヾ(^^ )

 

園児達が帰って……

私達は専務のお弁当を食べる(#^_^#)

 

「あの子達にも話したの?」

『うん、話した~』

 

局長が話したのは里山との約束」

 

それは

 

里山の恵みは

  里山の動物達と仲良く分け合おう」

 

今はコレだけ。

あの年代のお子ちゃま達にごちゃごちゃ言っても分からないから

 

局長は全ての栃の実を収穫していない。自分が肥料をあげて、増えた分だけしか獲ってないんだよ。木の枝に半分以上実を残している

里山にまだ知らない野生動物が必ず居て、自分達が搾取したせいで里山に冬の食べ物が少なく成らない様にしているの。

 

子供達は栃の木にまだ沢山の実がなっているのを見て必ず「まだ実が成ってる!」って言うから、その時に局長が「分け合う」って話しを……

……そして翌日、幼稚園で先生が「仲間外れにしない」「分け合って助け合う」って教える

 

私達だって出来そうで出来ない難しい事。でも里山は私達生き物の為、平等に生きる糧を与えてくれているのですよ

 

もし産土神(うぶすな 生まれた土地という意味。その土地を守護してくれる神)が存在するのなら


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産土神の加護を分け合って共に生きる……」

里山は弱肉強食や適者生存じゃなく「窮鳥懐に…」を望んでいる

それは里山産土神との約束でもあって「理 (ことわり)」なんだ

 

局長はそれを分かっていて……

助けを求め自分の懐に入った里山で暮らす動物達を一生懸命世話をしているんだよ………

 

…………収穫も終わり

 疲れた局長はソファで昼寝を始め……

 

4ラボの職員がタオルケットを局長に掛けてあげたヾ(^^ )

 

彼女の顔は「幸せのツヤ」で光っている

寝息を立ててる彼女の横ににゃん玉達が寄り添い始めた………

 

          …………桃子の日誌…