死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

いわゆる香典の開封問題

今週のお題「これって私の地元だけですか」

 

………ウチは北海道方式でやってるよ…

 

昨日私が読者登録してるブロガーさんの記事を読んでたら……

キタヰスカヤのこちらの記事があったよ

 

 

所謂

香典を、いつ、どこで、だれが、だれと、どのように……開封するのか?って事だね


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これ、地域によって様々で

私やキタヰスカヤさんの常識だけが正しいってワケじゃ無く

郷に入っては郷に従えって感じで、ウチも「不思議な郷にどっぷり入る」事もあるよ。まあケースバイケースだね

 

でも香典の取り扱いで唯一の共通点がある。お金を扱う為「責任の所在は誰?」なんだよ

コレさえハッキリしていれば葬儀屋的には何でも良いの

 

 

ウチの場合、基本的に

香典は会葬者の前で開封、確認、記帳、領収書発行、香典のお返しを渡す…って流れ

(もちろん遺族やその場に居た親族と打ち合わせ。当日は会葬者にその旨をデジタルサイネージで表示してる)

 

当然、不快に感じる会葬者も居るから、受付窓口は葬儀を感じさせない「銀行の融資窓口」みたいにしてあるの

 

つまり会葬者が受付窓口の雰囲気に飲まれる様にね。

で、一般的に目の前で開封する理由の一つに、香典の金額に応じたお返しを渡すってのがあるけど、ウチは違う

香典金額に関係なく同じ物を香典袋一つに、お返し一つを渡す様にしてるよ。

 

     「弔う質は同じ」だから

 

これね…北海道で広く行われている方法なの

 

まあ仕来りってのも大切だけど、

仕来りを守った事によって起きる相互不信を防ぐ方が大切だと私は思うんだ……

 

            ………桃子の日誌…