昨日…「お寺さん呼ぶのやめたい!!」って言う菩提寺や宗派を持たない遺族が居て、結局、完全自由葬になったんだよね。
理由は「なんか詐欺みたいだから」そうだ
まぁその方がウチの利益がガッツリ増えるから良いのだけど、断られたのが私達が座禅会に参加してあげてる曹洞宗の寺で、住職と房守の奥さんはガッカリ
今回のは、喪主の息子夫婦がたまたま凄い偏屈だったからで、もうこんな事は無いと思うが、葬儀総号令のピアノ弾きの希美ちゃんは苦労しそう……まぁいっかヾ(^^ )
これ、先日の銃撃事件の後にあった統一教会の釈明会見などの影響。
散々、マスコミが統一教会への献金って煽っていたおかげで、寺や教会へ払う「お布施、寄付金」の明確な金額を聞かれる事が明らかに増えた。
私達の葬儀は明朗会計がモットーの為、宗教者(住職や牧師など)にも「布施や寄付の金額を表にして」と言って極力提出させている。
そもそも布施や寄付は遺族が宗教者の価値をきめて支払うもの。
だから遺族が支払う布施が安くても宗教者はそれを甘んじて受けなければならないの
例えば、葬儀一切の分と戒名合わせて25万~30万円が妥当でも、意地悪で偏屈な遺族だとドヤ顔しながら2万~3万円しか払わなかったり。
で、遺族には言えないから私達に「こんな布施金額はあり得ない」と文句を言ってくる坊主とトラブルになるから、
料金表さえ出せば、私達が遺族に何とでも言って確実に希望金額の布施を遺族に支払ってもらえる
更にどの寺に頼めば安く上がるか?葬儀一切の総額が分かるから遺族は安心してくれるね
「布施はお気持ちの額で」
そんなセリフで希望金額の布施や寄付金が貰える時代はとっくに終わってしまったよ
今ではインターネットで坊さんを普通に呼べたり……
私達の葬儀社がマンション坊主を2人、牧師を1人を正社員として雇用する様な時代
宗教者も時代に合わせなければ、由緒正しい歴史ある施設だって簡単に廃寺だ
今の宗教界は本当に文字通りの………
「遺族さま(お客様)は神様です」の時代になったって気付いた方が良いな
廃業する前にね( -_-)o
……………桃子の日誌…