死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

にんにく餃子と生ビールが大好きな房守さんの話し

 

「もしもし大社長?私、また冷凍にんにく餃子を200個、スーパードライの中瓶3ケースお願いします~」とある臨済宗の寺の房守(奥さん)から電話


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昨日は休みの日……

私は昼前から毎日殺菌洗浄している風呂に動物家族達とゆっくり入ってスコッチなんかを呑んでゴロゴロ。

昨日は臨済宗の住職の奥さんからそんなビデオ通話が掛かってきた………

私の中華屋さんと酒屋さんに別々に電話するのが面倒くさいからだ( ̄0 ̄)

でも面白い、頼りになりそうなおばちゃん。私と仲が良いんだよ

 

この房守奥さんとはキャンディが初めて依頼した寺の住職を介して知り合った

 

 

数年前の夏の夕方

私は駐車場のアスファルトからちょろちょろ伸びてきた雑草が気になって、暑かったけど草取りしていたら

枕経のおじさん住職と高校生くらいの小坊主がキャンディと一緒に寄って来て、「暑いのに社員にやらせないのですか?」と戯けた事を問う

『キャンディな……臨済宗か?炎天下?典座教訓?禅問答だ!!』

この坊主、私を試してるのか?

 

だから典座教訓に出てくる答え……

“今ここ、我(われ)”でしょう

  「 [私がやらんで誰がやるって事]

 

と答えたら、坊主はハッとして

「あなかしこ、あなかしこー」と立拝した。

 

翌日、キャンディと改めて葬儀日程の話しの為、その臨済宗の寺に行くと住職と奥さんが出て来て

「昨日の質問は問答じゃ無く、ただ不思議に思って聞いただけです。お怒りならお許し下さい」って。

まあね、葬儀屋に嫌われると新規の檀家を紹介してもらえないから、良く分かってるよ

 

それからかな……

この房守奥さんと仲良くなったの。

 

奥さんは「臨済宗の僧は、一休さんの様に生臭くなければ成らない」ってのがモットーで、宗派が禅系では一応御法度の「酒と匂いの強い食べ物」が大好き。

 

大社長、山門に

「不許葷酒入山門」って石塔があるけど何て読む?って聞くから


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「葷酒(くんしゅ)山門(さんもん)に入(い)るを許(ゆる)さず」でしょ?と言うと、

 

あれ違うんです、漢文の返り点の位置が……

「葷酒、許されざるも山門に入る」なんですよ。な~んて言いながら毎晩のビールを欠かさない。

 

そんなちょっと昔の事を話して盛り上がっていると………

「いやさ~今って統一教会の話しが話題でしょ。その統一教会とは関係ないけど、違う宗旨の新興宗教を抜けた母子がね…………」

 

何だそれ?と思ったら以前、私が記事にした

道徳会館(台湾発祥の仏教系新興宗教)」だった。やっぱりね~

 

  …続く………

次回「親の宗教で泣く子供…道徳会館リターン」

 

          …………桃子の日誌…