暖かいねー(#^_^#)
複雑な事情がある渚沙ちゃんの件のおかげで、久しぶりに後輩社長と長々と仕事してるよ。
するとひかりが
「そう言えばさ、こんな日だったよね……」
『何が…?』
今から8、9年くらい前だったかな……
私と後輩社長はこんな麗らかな日に、皇居付近で平成天皇陛下と皇后陛下(現上皇陛下、上皇后陛下)の車列を見たんだよ
ほんの一瞬だけど車の中の皇后陛下と目が合って、会釈したら少し頷いてくれた。
あの時は、同業他社の糞ジジイ達に創業の地から叩き出され、別の場所で葬儀社に二人で新規開拓営業していた (まだ、納棺業務だけだったから)
私達の感情が一番クサってた頃。
そんな私とひかり (後輩社長) は、目が合っただけで何だか“ぽわーん”となっちゃって、涙が止まらなくなった。
初めてだったよ
「誰か」を見て感激したってのは
この時、確かに「悔しいから始めた街に絶対帰る」って根拠の無い自信に支えられた「行動したい」って気持ちが湧き上がったんだ。
何って言うのか……誰かからパワーやエネルギーを貰ったとか言うけれど、今になって思えば、それがそうだったのかも知れないね
あれから……
私達は立てた誓いの通り、最近トレンドの「力による一方的な現状変更」を行い創業の街に戻って、私達を追い出した老害達を罵倒し踏みつけ復讐し笑う。
まぁ良く分からないけれど、あの日確かに私とひかりは人生の大きな「折」を猛スピードで曲がったんだ
私の小さな総裁室には、
ネットで見つけた
上皇 上皇后両陛下の小さな写真が飾ってある。ひかり(後輩社長)の部屋にもあるよ。
時代は平成から令和へと移り変わったけど、私にとっての「陛下」は、このお二方なんだよ (#^_^#)
どうかこれからも健やかにお過ごし頂きたい
季節は……春だ (^-^*)
………桃子の日誌…