今年度に入ってから
政治的、社会的、経営的な事象の仕事が倍以上に増えた。
さっきまで、私達が以前受注した死産児の母親と、お母さん顧問弁護士を含めて面会。
彼女は2人の先天的身体欠損者の母親で
離婚裁判を起こして、生活費の支払いを求めようとしている。
早い話し旦那と旦那の両親は
「いわゆる見た目の身体障害者や、先天的な異常児しか産めない嫁は要らない」と言って別れたがっている。
2人の子供達の親権も不要
お母さんは離婚は構わないけど「2人の身体の一部が欠損し体も弱い子供を育て働きにも行けないから、生活費をよこせ!と。
私と顧問弁護士の名刺を持って居たので私に連絡が来たって事だ
まぁ……
裁判で勝っても、簡単に養育費なんか支払われる分けもなく如何するのかなって思うけど
私は、いわゆる身体の一部が欠損した人が生まれるのは「種と畑」のどちらに原因があるのかが知りたいね。
何故なら妊婦が高齢の場合、その確率は高くなるけど、このお母さんが死産した年齢は29歳で、高齢出産とは言えないからだ。
どのみちこのお母さんと、一部を欠損した子供達が貧困層に転落しない為には
実家に帰る事しか無い
のだけど……
実家には健常者の大学生の息子がいて、
お母さん家族が実家に帰ると、息子の結婚に影響を与える事が分かっているから両親も嫌がっているので帰れない。
ウチでもちょっと雇用するのに問題の部分があるから雇ってあげられない
マジで如何するのか………
物理的なバリアフリーなんかより
社会的なバリアフリーを取り除くのが先ではないか?
ファイナンシャルプランナーも紹介したけど「正直、思惑通りには行かないね」ともらしている
まず、裁判に勝つ事が重要だけとね……
それでも貧困家庭が生まれてしまうな
この親子に
「全ての良き事が雪崩の如く起きる」事を願うばかりだ