死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

今年は 私の母が亡くなって10年

 

昨日は全休の日

 

昼過ぎに専務がブラックサンダーをいっぱい持ってやって来た


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今、ジャグジーに入ってゆっくり昼寝

彼女のニャンコ達やワンコ達もべったりくっついて寝ていた。

 

 

テレビではこの時期、相も変わらず東日本大震災の番組をやってる

 

あれから10年間、ずーっと時間が止まっている人の特集とかね………

 

 

…………確かに居たよ、そんな被災者が大勢

 

昨日のおじさんだと思ったら

そのおじさん…三日続けて家族の遺体が見つかり、安置所でへたり込んでいたっけ

 

   

 

死臭と

漁港の生臭さ…

下水かドブの腐った臭いのする安置所にはそんな死体と遺族がいっぱい。

 

こんな様に成るんだ………

なんて思って自宅に帰ってきて数ヶ月後、母が急死した。

 

 

 母が亡くなってからの5日間……

    何をどうしたのか覚えていない

 

全てが終わり

中華屋さんのお母さんに促され…大泣きするまでの事は覚えていない

 

 

泣きながら……フウッと

 本当にフウッと思ったんだよ

 

 

     「ああは..成らない」

 

 

あれから10年……

 


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大学生の小娘は、

「鬼の始祖」へ立派に成長した………

 

 

 

………昨日の晩ごはんは「カジカ鍋」

 


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冷凍で大量にあったカジカを鍋へと準備していたら、専務が\(~o~)/ファァァと起きた

 

彼女はカジカを素焼きにして

ワンコ達、ニャンコ達のご飯の準備をしている。

 

 

 彼女のお母さんが亡くなって

       今年で8年になるな……

 

 

私達に取っては

津波で死んだ人達は気にも成らないんだよね

 

 

死を深く悼むのは

 

専務はお母さん。

私は両親、それと私達を可愛がってくれた元組合会頭だけ

 

 

私達にとって

この4人の死と100名全ての社員の命は、1万8000人の震災死の命より重いんだよ。

 

 

     そう言って何が悪い?

 

 

被災地復興に尽力する若者を美化する様な報道を見て、私はつくづくそう思った………

 

 

さあ、みんなで食べよう。

私は、人でも何でも食べて更に強くなるんだ

 

私を慕ってくれる者達を守り切る為に

 

 

     心を燃やすんだ………