死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

夜明けには..夜明けのスキャット

 

今朝…夜明け前

私とノエルちゃんは首都高環状線を走る

 

 

徹夜明けの今日は休み

ノエルちゃんが「モモー車で行こうよ」と…

 

ノエちゃんは、メーターパネル上のダッシュボードに長くなって座り、

夜の景色や光の動きを見るのが大好き

 

 

 

ピアノ独奏を聞きながら

    …………環状線を周回する

 

 

月光全楽章

 

白鳥の湖

カンパネラ

革命のエチュード………

 

    勿論、プレーヤーは「私」だ  (≧∇≦*)

 

 

私ってやっぱ天才じゃん  ♪(´ε` )

 

 

ウナギ (クラブの女の子) と、アナゴ (麻理鈴) なんか「屁の突っ張りにもならん」( ̄0 ̄)  

 

ケッケッケッケッケ~と

奇っ怪な笑い声を発しながら「悦」に入る

 

 

ダッシュボードで寛ぐノエちゃんが

   「誰か来るよ!?」と教えてくれた

 

 

 

暫くすると

覆面ともパトカーとも違う1台の車が、煽るでも追い抜くでも無く…

一定の車間を保ちながらピッタリ付いて来る

 


f:id:however-down:20200927033453j:image

 

パナメーラだ………

 

 

アクセル踏むか………

並行輸入で安く済ませた


f:id:however-down:20200926234857j:image

 

 

笑気ガス用ちょっぴりコンピューターチューン750liは伊達じゃない!!

 

 

 

昔はこんな事が結構あったな

 

 

私は、富裕層から「見た目が100%」だと徹底的に思い知らされ、

 


f:id:however-down:20200927030500j:image

 

10万円ちょっとで買った初代ヴィッツから

 

 

シトロエンC2、ワーゲンポロ………

 


f:id:however-down:20200927031052j:image

 

ゴルフGTI に乗ってた頃…(全部中古車)

 

 

当時は老人と戦争中で

 

 

           「 高速道路には逃げ道が無い事 」

 

 

を痛烈に学ぶ

 

故に超速スピードには慣れた…

でも、国道や県道を多用するから峠も通る

 

 

時間にも依るけど………

おねーちゃんがそんな車に乗って峠を走ると、峠なんかの走り屋などじゃあ無い

 

走り屋もどきが約50%の確率で、下品で汚い変な車で煽って来る

 

 

勿論、車や標準タイヤの基礎性能、安全装備のおかげもあって、

峠の下りが異常に速くなった

 

 

なんかの車の本に

スローイン ファーストアウトとか書いてるけど、糞にも役に立たない

 

ファーストイン 、モアファーストアウトが基本だろ

 

 

   じゃないと追い付かれるって!!

 

 

 

イニシャルDなんかに出てくる峠で、

ヤバい奴から逃げ切る為には下り坂しかないし…

 

 

まぁ…それでも高速道路より遥かにマシだ

 

 

高速道路を再多用する様になったのは、

運転手さん付きで、自家用750liを移動に使い始めてからで……

 

その頃には具体的闘争も落ち着き、BMW7…

 


f:id:however-down:20200927025525j:image


ましてや…コレを煽る根性のある輩は存在せず、勝手に前が広くなる

 

 

   しかし…よくもまぁ運だけで

     死なず殺さず済んだもんだ………

 

 

 

…………だから今朝は久しぶりな事

 

 

「あれ、ひかりにゃ~!!」

 

    とノエちゃんが教えてくれた

 

 

ひかり (後輩社長)の自家用パナメーラ……

電話するか…?とも思ったけど

 

 

何故か

今までのスリルに依ってなのか、気分が高揚して電話などせずアクセルを…

アウトバーンを走る様にもう少しだけ踏んだ

 


 何周廻っただろう

     後輩社長から電話

 

「モモさん、コンビニコーヒー飲もうよ!」

 

首都高速から降りる頃、

曇りの空も既に少し明るい

 


私は車 ( i Drive ) に…


「なんか夜明けの曲をかけて…」すると


夜明けのスキャットを選曲

由紀さおりじゃなく、イエローモンキー

 

 

を選曲した

 

 

この曲は

二度、自由音楽葬の葬儀前のアイキャッチで、後輩社長のバンドが演奏した。

「東京砂漠」の朝焼けイメージが湧いて来る

 

 


…………彼女はセブンコーヒーとノエちゃんのおやつを買ってくれて、少し広い場所で飲む

 


「面白かったね~」


『うん!凄い面白かった!』

 


しかしお互い「何で、走ってたの?」とは聞かない


お互い聞いちゃ成らない気がして…
    でも、お互い何となく分かる

 

 

………遠くから
「ドドドド」と凄いエンジンの音…

 

音の方を見ると、音は早い…

 

ヘッドライトが暗い車が過ぎて行く

 


f:id:however-down:20200927092111j:image



技術局長のベルリネッタだ ( ̄0 ̄)

 

  あれは寝坊の遅刻ギリギリだね
     営業車じゃ無く自家用車だ

 


泊まりの女の子二人が居るとは云え、遅刻したら専務に怒られる

 

 

彼女は、私達に気付かずに
音だけ爆走していく


何かのどかだ…………

 


さあ、帰ろう

BMWが流してくれているプリキュアのテーマソングを聞きながら

 

 

 

   私達の戻るべき場所へ……………

 

 

 

           ………お休みなさい…