死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

可愛い双子のお父さんへ..愛を込めて…人が物を買う理由

 

私が、誰かの為に記事を書くのは二人目…

 

 

根本的に「商売」に対する甘さがあるのだけど、可愛い双子ちゃんの顔を見てしまって…

 

    この子供達の為に書く事にした。

 

 

 

商売 (会社経営含む)をやっていると、上手く行く人と失敗する人がいる。

 

 

当然、失敗したヤツは、成功したヤツと比ベ、あらゆる努力や覚悟が全く足りないのだけど……

 

 

勿論これだけが失敗の理由では無い…………

 

 

 

読者の皆さん……例えば

 

 

   貴方は友人に騙されて

     1000万円取られてしまった

 

 

数年後……

 

たまたま自分を騙し、1000万円を奪った友人が自分の前を歩いている。

怒りがこみ上げた貴方は、ナイフで友人を滅多刺しにして殺した。

 

 

   何故、貴方は友人を殺したのですか?

 

 

 

この理由が分からないと…

商売は失敗する

 

 

もう少し簡単に……

貴方は何故、インスタ栄えする画像を撮るのですか?

 

 

貴方は何故、そのお昼ご飯を食べたのですか?

 

 

 

 全て…自分の要求する感情を満たず為だけど…

 

 

貴方が友人を殺した理由は、自分を騙した友人に復讐したくなった……では無い。

 

復讐し終わった後で得られる「欲求感情」を得る為

 

 

 

インスタ栄えする画像を投稿し「優越感」を満たす為。

 

 

 

そのお昼ご飯を食べたのは

 

「美味しかった~~満腹で幸せだ~」と云う感情が欲しいから

 

 

 

つまり……人は「感情」を買うって事

 

 

私はかなり前にそれらの事に付いて書いたが

 

起業者へ…だから貴方は失敗する。人は感情を買うという事 - 死体を愛する小娘社長の日記

お客さんに感情をひらめかせる……営業について - 死体を愛する小娘社長の日記

 

 

この双子ちゃんのお父さんの場合……

強いて言えば

 

 

彼(交渉先の社長)は、ビジネスライクに答えた。

 

「結論、根拠、たとえば」

 

の順番に述べてくれたので

確かにわかりやすかった。

 

どう僕に伝えるか

おおまかな台本を用意してきたかのような

話の組み立て方だった。

 

「微妙」という結論があり

「根拠」にペルソナのずれを示し

「たとえば」にめざすCMの実例を挙げた。

 

あまりに出来すぎた話し方に

誰かに指導してもらったのかな?

という疑問が生まれたほどだった。

 

 

この社長、面倒くさい……

人間クラッシャーかもよ

 

 

しかし、言っている事は100%正しい。

 

 

この社長はお父さんが作ったVTRに0点を付けた。

 

 

    私がこの社長でも当然「0点」だ。

 

 

その前に

 

僕はテレビのプロとして

突然のロケ依頼を引き受け

きちんと撮影し

それなりのものを渡したつもりだった。

 

その作業と苦労にはなんの労いもなく

ただダメ出しをされるのは

あまり気分のいいものではなかった。

 

言われていることは正しくても

感情を無視して話を進められると

こういう気分になるのか。

 

これは当たり前。

 

この社長はお父さんの上司じゃ無いのだから、苦労を労う義務なんて無い。

 

「VTR作成の対価」としてお金を支払うのだから、そこに至る作り手の苦労の過程などどうでもよい事。

 

褒められない…労われない…

これが「自分で事業を行う」って事ですよ

 

 

 

 

         その上で………

 

ペルソナのズレ……

  コレだけで0点だよ

 

 

ターゲットが違えは、VTRを見終わった後に発生する感情は、購買行動を誘発しないからね…………

お父さんも分かっているはず。

 

(*ペルソナと言っても読者の方々には分からないと思うよ。

ペルソナとは、販売ターゲットにする為の、具体的な人格と属性を持たせた架空の人物)

 

 

 

私なら……

 

この面倒くさい社長から

具体的ペルソナの(氏名年齢、家族構成、家族関係、出生地、出身幼稚園から大学、職歴、家族関係や友人関係による人格形成…)を

 

        聞き出しながら、

 

 

ペルソナの要求感情と、この社長が喜ぶ感情を探り……

 

社長の喜ぶ感情を満たす為に、全て作り直したVTRを2本作り

 

「こちらとこちらのVTR…どちらかと言えば、どちらが良いですか?」と、選ばれ無い選択肢を一切出さず、頑張り、断り切れない状況にしてから…契約してあげる

 

って感じかな…………

 

 

でも、今回はそもそも最初に話がこじれていて、契約出来ても良い関係には成らないと思うよ。

 

 

その面倒くさい社長から連絡が在るたび、嫌な気持ちになる位なら、成約しなくても良い気もするね……

嫌な顔を双子ちゃんに見せるのも、それで嫌われたら嫌だし……

 

 

それなら

「人は感情を買う」事を念頭に入れて、今日の商談を成功させ、新たに紹介を貰うのが良いかも知れないよ。

 

 

なんにせよ、奥さんは置いといて

子供達との幸せな時間を求め、自らの自由意志で自営業を始めたのだから、誰にも苦労はかけられません。

 

お父さんは、私も始めた頃に陥った「独り善がり」さえ修正すれば

 

仕事は安定した軌道に乗り成功し…

双子ちゃんとの幸せな時間を持つ事が出来るはず。

 

 

そんな

お父さんの欲望に忠実に従い頑張って下さい

 


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       上手く行くよ………(≧∇≦)b