死体を愛する小娘社長の日記

小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など

にゃんたま にゃんポコ!!ノエちゃんが踏んでみた

 

昨日は

溜まった死体の最終プロセスと引き渡しの為、

手技の共有の為に、技術の四人は第四ラボに集合…

 

 

第四ラボ……

 

ここは

当社で一番の変わり者、保証局長と、トラにゃんタマちゃんの縄張りだ

 

 

タマちゃんは台風の後……

野生をいとも簡単に放り投げ

 

保証局長の部屋とラボでのんびり過ごしている初老の男の子にゃんこ。

 

 

昨日も

お昼ご飯の後

 

磨り硝子の窓から差す柔らかな日差しと……

   灯油ストーブのぬくもりがある日なたで

 

    幸せそうにヘソ天で寝ている

 

 

 

運転手のおじちゃんは疲れてお昼…

 

コナコーヒーを飲みながら

    私は施行レポートを作成

 

 

ゆっくり…甘く溶けていく様な時間

 

 

 

ふと…ノエルちゃんがハンモックに居ない事に気付いた

 

 

 

近くの窓際を見ると

保証局長が、寝てるタマちゃんのお腹やら肉球やら、にゃんポコやらを触りながらゴロゴロしてる

 

 

それをノエルちゃんが興味津々…

ピッタリ横で見ている。

 

保証局長が『シーッ』ってする。

 

 

 

タマちゃんは強運の持ち主

万難を廃して……

 

ウチの会社で唯一

無事ににゃん玉がぶら下がってる。

 

 

彼の使い込まれたにゃん玉は、

 


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にゃんポコと共にデカく…周りに燻し銀のオーラを放っていて威風堂々だ

 

 

保証局長のイジリ方が絶妙なのか……

 

ノエちゃんが、おもちゃと勘違いして「チョンチョン」と手が出る。

 

 

タマちゃんは時々「ナンにゃ?」って見るけど、

ノエちゃんと保証局長は「知らないにゃ~」って目をそらす………

 

 

…………そのうち…

ノエルちゃんが高めの位置から勢いをつけ、押さえ込む様に「ムギュ~」と強く押すと…

 

 

「シャー」って怒って…

ノエルちゃんは一目散に私の膝の上に避難

 

 

保証局長は逃げ遅れて

  高速猫パンチと噛まれた

 

まぁ……

噛まれてもタマちゃんの猫牙は…もう丸い

「一生懸命、生きて来たんだね…タマちゃん」

と…保証局長が感慨深げにボソッと云う………

 

ずーっとここに居てね…タマちゃん!!

 

 

ノエルちゃんは

「ビックリしたからミルク飲む」と…

 

私の腕の中で

赤ちゃんみたいにミルクを飲み…

タマちゃんは保証局長の腕枕で一緒にお昼寝。

 

 

      私達の幸せの昼下がり

 

 

      …………全ては許され…甘く融ける部屋