第4ラボ…
ここは他のラボ斎場から離れた県境にあり…他県との中継局
里山と保証局長のおおらかさが、荒みきった心を癒し…安祥をもたらしてくれる場所……
しかしココにも
昨日とは別の、30代後半のコロナ解雇後引きこもりお姉ちゃんのクビ吊り死体が居て……
先程、保証局長が私が懐かしがった風呂で膨らんだおばちゃんを連れて帰って来た…(-ω-;)
局長は目玉がドス黒いお姉ちゃんを見て
「モモさん…なんか力が抜けたからフォートナムを飲もうよ~」
働かせ過ぎの運転手のおじちゃんと、二人の随行秘書は爆睡中……
ノエちゃん以外の2にゃんこも
にゃん玉を窓に向けヘソ天で露出中
私が紅茶を準備していると
局長が山羊ミルクを38度に温めて持って来たのだが……彼女の手にはノエルちゃんの哺乳瓶の他に人の哺乳瓶が二つ
まさか……!と思ったら
「ア~ちゃんおいで~」とアレクちゃんを呼んで、哺乳瓶の乳首に少しミルクを出して舐めさせて口に突っ込むと……
アレクちゃん…チュウチュウと飲む飲む
局長曰く、いつもノエルちゃんが抱っこされながら飲んでるのを、飲みながら横目で羨ましそうに見ていたからね…と……
ノエルちゃんびっくり!!
アレ、お前脳みそ大丈夫か?!って真剣に様子を見る
局長から一本飲むと
私を見つめる。
アレクちゃんおいで…
と、呼ぶと膝の間にヘソ天頭をのせ「飲ませて (=^..^=)」って言うので…
ノエルちゃんみたいに飲ませる
目を閉じて幸せいっぱいな顔で飲んでる
甘えん坊のデカすぎるジャーマンシェパードの赤ちゃんだ (#^_^#)
飲み終わり…
ノエルちゃんみたいに背中をトントンすると「ゲブ!」と大っきなゲップ
私も局長も大笑い
秘書の女の子達が起きて来た
部屋に紅茶とスコーンの香りが広がっていく
運転手のおじちゃんも
幸せそうに毛布を抱き枕に寝てる
ここは
兵士がまた前線に出て行く為…覚悟を決める兵站基地……
ここは…外の喧騒は無縁の場所だ