いよいよ来年から
「パートタイム・有期雇用労働法」が始まる
簡単に言うと正社員と契約社員との雇用上の待遇の不合理…
まぁ手当てを公平に支給しましょうと云うこと。
一昨日の昼下がり
ある中規模企業(従業員200人)の経営者から「人件費」の上昇で資金繰りが悪化する事が分かっている…運転資金も不足しそうだけど、どうしようも無い。
貴女の会社には契約社員やアルバイトが大勢いるが、如何するつもりなのか…?と
それと障害者率が低くて精神障害者を雇用したけど、一般社員との摩擦が多すぎてギクシャクしてる…
如何したら身体障害者を見つける事が出来るのか?
だから…
「社長の会社は正社員だけでなくパートや契約社員と経営側が協力…じゃなくて助け合っているの?」と質問した…………
…………そもそも私は「助け合い」と言う言葉は好きでは無い。
助け合いの言葉を都合良く使うヤツばかりだからだ。
力があるヤツが助け合いを良いことに、弱い立場のヤツを同調圧力で支配したり
反対に、立場の低いヤツらが、『自分達を助けてくれないのはおかしい』と「モラハラ」をする。
上手くいっている事象は希有で、上手くいかないのが殆ど
しかし、私達の会社はそれが上手くいっている。
何故なら、年度予定純利益を達成した後の純利益の全てを、全ての社員に公平分配している。
しかも私達役員は、タダ働きの目標達成後の方がより売り上げと利益を出す。
これは社員に恩や対価を返す為
頭の良い総務局の社員は、私達役員がわざとそうしている事に気付いている。
だからこそ経営側を助けてくれる
この様にお互い対価を支払うから、助け合いが上手く行く。
それに当社には世間一般が言う契約社員など居ない。
だから新法が施行されても全く関係ない。
先ほどの相談に来た社長の会社の契約社員は、正社員より安い給料で、各種手当てやボーナスを出していない。
なのに従業員全てに「経営者意識を持て!」と口走る。
もし…今まで支払った報酬に見合った仕事…または、仕事に見合った報酬を支払っていたならこの様な事にならない。
また、お互いの信頼関係が出来ていたなら、労使の間で『助け合い』…
「生活するのに必要な会社を守る方法」を話し合う事だって出来るし、会社を守る為に賃下げ交渉だって可能となる……
………障害者の雇用も同じ事。
障害者枠を作らず、人手不足を理由に一般社員とほぼ同じ仕事をさせて安い給料。
反対に障害者は、障害がある事を盾に、これは出来ない、あれは出来ないと言って働かない。
だから障害者枠を作り、障害者でも大丈夫な仕事だけをやらせなければ、上手く行くわけが無い。
………その上で、先ほどの社長には
「身体障害者は引く手も数多だから見つかりっこないよ」
そう答えた。
あの会社、来年がヤマかな…
銀行が融資しなければ……危険かも知れない
世の中の契約社員の人…
給料が上がると喜んでいる方も大勢いるけど、
上昇する人件費は、会社の資金繰りを悪化させ、最悪、倒産するかも知れない事を判っているのだろうか…?
内部留保を減らせって?
内部留保なんかあっという間に使い切る中小企業が殆ど。
倒産しそうになった時『経営者』が悪いと言うけど、
会社に利益を生み出さず、法律を盾に要求ばかり言う寄生虫ゴミ社員が、辞めないのが悪いのですよ。
だってゴミ社員でも簡単にクビは切れないのだからね
………………………
歳末助け合い募金…って
助け合うのでしょ?
私は募金の配分先から助けて貰った事が無いよ…
助け合いなのに、
おかしいと思いませんか?
あれなら救世軍の『社会鍋』の方がマシかもしれない