読者の皆様がご存じの通り
日本には三大怨霊がいる
菅原道真
平将門
崇徳天皇
この3人
関東地方…東国板東
この辺りの怨霊と云えば『平将門』
語り継がれる怨念は
はっきり言って全て後付け
大体、平将門ほどの人物は、塚を荒らされたり潰された程度で祟る様な、
妬み神ヤファエみたいな事はしない。
まだ私が妖精では無く…人だった頃
どこぞの会社役員も尻を向けない首塚に
塚に小っちゃなチャーミングなお尻を向けて…全力で『可愛いオナラ』を散布した。
それ以来……
将門など信仰、信奉などしていないのに…
何故か気になって、毎年彼岸前に花束とワンカップを持って行っている。
後輩社長もオナラの現場に居たし…と、茨城県の『胴塚』に花束を持って行く。
昨日がその日
べつに手を合わすワケでもない
自分の会社の行く末を案じ、安泰発展を祈る事もしない
花を立て、ボーッとするだけ
ノエルちゃんもバッグの中で爆睡……
パワーなどは感じもしない
しばらく居て…
花を残し(多分、保存会の方々が片づけてくれている)ワンカップを一気飲み…
『じゃ!』と言って帰る。
ただ…ここに来ると
高いビル…自然に上を見る
年に一度切りの事
それだけの事
年に一度切り『板東の勇』を見物に来ただけ
ただ…それだけの関係
………………「帰る(カエル)」