この間、寝たきり役員の病室にやってきた、電動車いすで自力移動が出来る女の子が…
昨日、お母さんと総務局と技術局の見学にきた。
専務から話を聞いたロリポップ常務が
『あたしも見物したいから、私の休みの日にちょっと呼ぼうよ』となったから。
彼女の学校が終わってから、
常務がウチの福祉車両を駅まで廻し技術局へ向かい
吃音の発達障害者がラボ長な事に驚いたままワンダーランドへやってきた…
ここの副長も身体障害者
子連れ出勤でお子ちゃまいっぱい
しかも、ニャンコもいっぱい居るし、子供達全員が晩ごはんの支度をしていたのが一番びっくりしたそうだ。
みんなで晩ごはんを食べて……
二番年長の女の子が『お姉ちゃんハ~イ!』って食べさせてあげたのには、お母さん超びっくり……
この直後に私が晩ごはんを食べに来た
ロリポップ常務が
『お母さん大丈夫ですよ、いつも総裁に食べさせているから』
あの野郎……余計な事をバラしやがる( -_-)o
食べ終わった頃
『パソコンの文字入力出来たよね?ちょっと手伝って』と、
決裁済みの葬儀発注書の再々ベリファイ(再入力による確認。ペーパーレスに出来ない)を頼んた。
ロリポップ常務は私に…
①『上手くすれば、あの手入力作業を任せられるかもよ。毎日出勤じゃなくても良いしね』
②『ここは駅からそんなに離れていないし、電車が混む時間を、避けて自力で総務局にこれる』
③『グリーフケアボランティアの中にいる、介護専攻の女の子達に交代で、練習がてらトイレ介助を行えは、余分な人件費削減や医療費になる』
④『しかも来週……ある省の人間が子連れ出勤の見学に来る時に彼女がいれば、社会貢献のマックスアピールになるかも』
お~ーそりゃあそうた。
彼女は、年長の子とお母さんに手伝って貰いながら請求分を1時間殆どで入力し終える
『凄い緊張した』と言ってたけど、…
年長の役員見習いの女の子が
『バイト代の1600円です。受け取りにサイン下さい』とお母さんと娘さんに渡すと
『働けばお金貰えるんだね……』と感慨深かげにボソッと言う。
でも母親の方が感激してくれた
彼女は初めて働いてお金をもらったそうだ…
彼女たちは少しポ~っとなりながら、ウチの福祉車両で帰っていった
まあ…最初に病室訪問に来た時からコンなんなる気もしていたが、
障害者を利用するパフォーマンス的な要素が強く、専務も実行しづらかったけど、
ロリポップが物怖じする事無くアッサリ実行してしまった
今週のホールディングス全体会議に議案として提出されるが、ロリポップ常務はわざとらしく根回しをしていない。
常務自身も相当な同調圧力を持っている事を自認していて、きちんと議論されて採決される事を望んでいる。
それだけ障害者雇用は難しい
通勤の為に一歩外に出た瞬間から会社の責任が発生する。ましてや障害者だ……
何があるのか全く想像できない
特に『障害者を障害者として雇用しない』のがウチだから……尚更だ
専務はいつ別室でアルコール混じりで見物している役員の女の子達にも、寝たきり役員にも中継で本会議に参加する様に業務命令を出した
なんか久しぶりにエキサイトした会議になりそうだ
私も『絶対拒否権を行使』するかも知れないと腹を決めた………
……………嵐の予感